無垢フローリング材(床材)

SOLID FLOOR

無垢フローリング材とは

樹木から削り出し乾燥させた天然の床材を無垢フローリング材といいます。
自然素材ならではの優しい質感と調湿効果による夏の快適な肌触り、温めた室内の温度が無垢フローリング材の空気層に蓄熱され、冬でも足もとが冷えにくいことなどが特徴です。また、月日と共に変わる色や日常生活でつく跡は、自然素材ならではの素材の味わいとなります。

私たちの手掛ける住宅の床仕上には、「無垢材」だけを採用しています。工業化製品である「合板フローリング」は一切使いません。無垢材が持つ快適性、保温性、調湿性は、家族の健康を守ります。

また、無垢材には天然素材ならではの、高い癒し効果があります。

生きている無垢材。私たちが無垢材をおすすめする理由

生きている無垢材

自然素材の無垢材に触れてみると、まずその肌触りの良さが伝わってきます。昔の家の縁側はどこも無垢材でつくられており、暑い夏の日にはだしで歩くとひんやりとして気持ちがよいものでした。そこには、自然に汗を吸って温度を調節してくれる木の性質が関係しています。無垢材は大気が乾燥すれば水分を吐き出し、湿度の高い時は水分を吸い込むことで快適な湿度に調整してくれる働きをもっています。

加えて、無垢材には目にやさしいさまざまなカタチの木目、冬でもじわっとあたたかい木の感触、懐かしささえ感じるやさしい香りなど木には人に癒しを与えるたくさんの効果があります。自然素材の木のやさしさを実感できる家、それが「アイジースタイルハウス」の家です。

生きている無垢材

だから、私たちは無垢フローリングを使用しています。

■無垢フローリングとは

アイジースタイルハウスのいえづくりに欠かせない自然素材のひとつが無垢のフローリングです。

一般の戸建て住宅やマンションで目にする「フローリング」は、ほとんどが薄い木の皮を接着剤で何枚か貼り合わせた「ベニヤ板」です。
べニアの表面に薄い木の皮を貼って製品化されています。
この様なフローリングは「合板フローリング」と呼ばれます。「合板フローリング」は自然素材ではなく工業製品です。

一方、無垢フローリングとは、その名のとおり、木そのものだけを使用したフローリング材です。

「無垢フローリング」と「合板フローリング」には、それぞれメリット・デメリットがありますのでこれからご紹介します。

無垢材とは

自然素材の無垢を内装として使った時の「メリット」

  • ・ 毎日森林浴気分を味わえる(無垢のフィトンチッドによるリラックス効果)
  • ・ 子供の環境にもとてもよい。(無垢のフィトンチッドによる抗菌・殺菌・鎮痛作用
  • ・ 自然素材特有の調湿効果がある(無垢材は製材された後も呼吸をして生きている)
  • ・ アトピーやアレルギーの心配が少ない(無垢材は化学製品を使わない)
  •   ※接着剤は不使用なので、有害物質も出ません。
  • ・ 優れた断熱効果を持つ

自然素材の無垢を内装として使った時の「デメリット」

  • ・ 無垢材は温度・湿度の変化で膨張したときは床が反り、乾燥して収縮したときは継ぎ目に隙間が空きやすい
  • ・ パインや杉・ヒノキ材は柔らかいので傷がつきやすい
  • ・ 無垢材は100%自然素材のため、木目の色柄が均一でない
  • ・ 自然素材の無垢は合板に比べて価格が高い
無垢材イメージ

パインや杉の自然素材の無垢の内装に囲まれた部屋で深呼吸すると、穏やかな木の香りが全身にひろがります。
目を閉じれば、まるで自然の中で森林浴をしているような…。
無垢材には癒し・アロマテラピーのような心地良い気分をもたらす効果があるんです。
これは、木の香りに含まれる「フィトンチッド」という自然成分に、抗菌・殺菌・鎮痛などの作用が含まれ、心身をリフレッシュ&リラックスさせる効能が無垢の自然素材にあるからです。

また、自然素材の無垢の木は断熱性に優れており、なんと鉄の約265倍もの断熱効果がある自然素材です。
真夏に直射日光を浴びた車のボンネットを想像してください。目玉焼きが作れそうなほど熱くなっていますが、木は直射日光を浴び続けても、これほど熱くなりませんよね。
そのおかげで、体から熱が奪われないので、冬でも素足でいられるんです。

無垢素材の木には天然の調湿効果があります。無垢材は、製材した後も呼吸して生きている自然素材です。湿気を吸ったり吐いたりするんです。夏に素足で無垢材を歩いた時の快適さは、このおかげです。

無垢材イメージ

合板フローリングの「メリット」・「デメリット」

■合板フローリングとは

合板フローリングは、自然素材ではない「工業製品」です。なぜ、多くの住宅で合板フローリングが使用されているのか。
合板フローリングのメリット・デメリットを紹介します。

合板フローリングの「メリット」

  • ・ 大量生産できるので、価格が安い
  • ・ 模様が均一で、反りが少ない
  • ・ 大手ハウスメーカーが使用しているという安心感がある。

合板フローリングの「デメリット」

  • ・ 呼吸(調湿)しないので、夏は素足だと汗でベタベタする
  • ・ 冬は裸足で立っていられないほど冷たい
  • ・ 湿気や紫外線によって劣化が著しく、ベコベコになってしまう(建物の寿命より前に張替えが必要になる)
  • ・ 傷が付くと直らない
  • ・ 接着剤から有害物質「ホルムアルデヒド」が出る

アイジースタイルハウスは押入れや収納の中も調湿効果や脱臭効果の高い無垢材を使用しています。
無垢の自然素材に関して、お客様から圧倒的に多い質問は、「無垢素材の床は良いけど、子供がまだ小さいし、すぐ汚しそう。傷もつきやすいのではないか?」というものです。しかし傷がつきやすい柔らかい性質は、無垢素材の弾力性を示し、膝や腰にもやさしく、小さな子供がころんだりしても安心という一面も持っています。

もし硬いものを落として床がへこんでしまっても、濡れたタオル(出来ればお湯に浸したタオル)を無垢素材の傷口に一晩置いておくだけで、あら不思議?もとに戻ってしまうんです。確かに白木なので汚れないと言えばウソになります。傷や汚れが気になるようなら、表面をカンナやサンドペーパーで薄く削れば、新品同様になりますよ。費用も合板フローリングの張替えよりもずっと安くなります。また、使い込むほど馴染み、時を重ねて愛着が増していくところが無垢の自然素材の魅力です。

無垢材イメージ

自然素材であふれる空間は、人間を本来あるべき姿へと導き、健康的に過ごせる空間です。
実際に、自然素材の住まいで生活するようになり、朝の目覚めが良くなったとか、子供のアトピーが良くなったとか、たくさんの嬉しい声をいただいております。
人生において長い時間を過ごす住まいは、安心・安全で健康的なものでなくてはなりません。体の弱いお子様やお年寄りなどが、安心して暮らせる住まいをご提供するためには、自然素材であることは欠かせないものと考えております。

なぜ、合板フローリングを使わずに、無垢材といった自然素材を使うのかを
ご理解いただけましたでしょうか。
私達は、家づくりを行なう上で『健康』と『資産』というキーワードは、
絶対必要だと考えています。

自然素材のメリット

自然素材のメリット

■ 体を冷やさない、自然無垢材の床

木は、昔から抗菌・殺菌効果を持つことで知られていますが、こんな意外な一面も。自然無垢材の床は、衝撃を適度に受け止めるだけではなく、床の冷えからくる疲れを防ぎ、足の温度を上昇させてくれます。
つまり、無垢の床は体を冷やさない健康的な自然素材の床、ということです。

■ 自然の木は五感にやさしい

木造軸組工法の自然素材である木は、まさに自然が生み出した天然の素材。紫外線の吸収率が高く、目にやさしい。適度な弾力があるので膝にやさしい。断熱性が高いので肌にやさしい。
このように、自然素材の木には人間の五感に対するさまざまなやさしさがあります。さらに木に触れると、脳波や血圧が安定してくるとも言われています。

コンクリートやモルタル、リノリウムの床は、熱伝導が木の8~10倍もあり、足の温度を急激に下げてしまいます。

■ 自然素材の木は、紫外線を吸収

光の波長には、紫外線が多く含まれていますが、この紫外線は人の目にとって有害です。

その典型的な例が雪目です。木材は、コンクリートやアルミニウムと比べて特に紫外線の反射が少なく、目に与える刺激が小さいことが特徴です。

それは、自然素材の木の表面には人間の目には見えない凹凸があって、当たった光がまばらに散らばるため、反射光が弱くなるからなのです。

自然素材のメリット

アイジースタイルハウスの扱う自然素材(無垢材)

■ 標準のパイン以外の無垢材も取り扱っております

  • ヒノキヒノキ
  • 愛工房愛工房
  • ヨーロピアンオークヨーロピアンオーク
  • メープルメープル
  • バーチバーチ
  • サクラサクラ

火・水定休
受付時間10:00~18:00