設計・施工管理課長
ブログ

一覧へ戻る

森に行きませんか?

2019年7月29日(月)

吉田です。

 

先日は監督の芥川と、林業研究会の方が主催するイベントに参加してきました。

がなんだ、がなんだと偉そうなことを言っておきながら、林家(実際に伐採されている方)と山に入って、色々教えてもらうのは初めてのことでした。

 

ということで、知れば知るだけ、木への愛が芽生える! に行きませんか?

 

1本の木の尊さ

天竜、阿多古の山に行ってきました。

 

これはです。左右で大きさが異なりますが、左が20年ほど前に伐採し植林された檜。右は50年以上経ったものかと思われます。ここは山の境界になっているそうです。

植林ヒノキの樹齢による太さの違い

 

これはさらに大木。大きくなると伐採も大変ですが、その割に手間に見合う価値が評価されずに、こうして残されてしまうそうです。(それでもいつかは伐らないといけないそうですが)

成長し過ぎた樹木は手入れが行き届かなくなる

 

こちらはまだ若い木ですね。間伐され、手入れが行き届いた森はこうして明かりが入ります。

手入れの行き届いた植林

この傾斜、わかりますかね。こんな斜面ですから大きな機械は入れません。ここで伐採し運び出さなければならないわけですから、その大変さがうかがえます。

 

雨の後だとこうして小さな沢が生まれたり。植林地で見た雨の後に流れる沢

 

私たち建築会社が発注すれば当たり前のように納品されると思っている木材も、こうして大変な環境の中で何十年も手入れされてようやく良質な材になるということを知ると、家一軒建てることのロマンと尊さを感じます。

 

林家の方がこんなことを言っていました

 

『木は植林してもそれが商品になるには何十年もの時が掛かります。だから今植林しても自分の代で廃業すれば、それは自分個人にとっては全く価値のないものになってしまう。だから地域によっては全く植林を行っていないところもあるのです。このままでは本当に国産の木材が絶えてしまうかもしれない。だから、私たちは未来のために森を守っているんです』

 

 

私も使命感を感じました。

 

ということで、年内に森のイベントを企画しようと思います。携帯電話の電波が届かないような山奥で、命の源である森の息吹を感じてください。

 

 

おまけで、こんなのもやりましょう。色々な呼び方がありますが、カッコいいので『スウェーデントーチ』、とでも言っておきましょうか。

丸太を利用した天然の調理器

伐ってすぐの丸太でこそできる便利な天然コンロです。ここでベーコンやソーセージを炙って食べる! うまい!!

 

恐らく人数限定のイベントになりますが、お楽しみに!

桧・檜・ヒノキ
桧・檜・ヒノキ
7月
123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031
Profile
施工管理課長・豊橋店店長:吉田 俊介
施工管理課長・豊橋店店長:吉田 俊介

■資格
・一級土木施工管理技士
・一般耐震技術認定者
■お客様へのメッセージ
施工管理の統括管理をしております。主に品質管理に重 点を置き各地域の現場の検査・工事計画を行っています。より長持 ちする工法を日々検証しています。

シェアしてね

ツイート
前の記事を見る
一覧へ
戻る
後の記事を見る

EMOTOP浜松

2020年10月 GRAND OPEN