本ふすまのこだわり
吉田です。
こういう部分にこだわっている方は少ないのかもしれませんが、『長持ち』をコンセプトの一つに掲げているからには譲れません。実は襖(ふすま)の下地にもこだわって長持ち素材を用いています。
3種の襖(ふすま)
まず、見た目(外観から)
観音襖ですね。外観は襖紙次第ですので、ある意味普通ではありますが。。。。。
襖裏は・・・
まぁ一般的な裏紙ですかね。
(ちなみに収納内部の壁・天井は桐板を使用。調質効果も防虫効果も本物の桐が良い、ってことで使用しています)
下地の違いは裏から触るとわかります。
木の格子があるならば、本ふすま(昔から使われてきたふすま)
格子がなく、全体的に硬い感じがしたらベニヤ下地。
格子がなく全体的に硬いような感じだけど、ベニヤって感じでもないなら、段ボール。
このパターンです。
昔、襖に穴をあけた思い出ってありません? もしくは、穴が開いていたイメージ。
そうなると直さないといけませんが、昔はよくあて紙みたいなのを貼っていましたね。なんならドラえもんとかキャラ絵。
それでよければそれでいいのですが・・・お客様が来る日だとそういうわけにはいかないですね。
段ボールやベニヤの場合、部分的な修繕ができないのに対して、木組みの場合、骨組みさえ問題なければ比較的容易に修繕ができます。
元々、日本の建築というのは直して長く使う前提で考えられていますので、やはり長く使うことを考えれば昔ながらの方法がいい場合が多いということですね。
又、当社の場合合板を使用しない=ベニヤを使用しない ですからね。 襖は木組み!! です。
見学会のご案内
明日まで見学会を開催しています、浜松市西区のA様邸2階より
浜名湖見えます! レイクビューの素晴らしい立地。
内部も1階、2階で仕様が異なるので面白いですよ。
木組みの下地も触ってみてください。
(ただし、穴をあけたら・・・そりゃ、直しますが・・・比較的容易です) 試しちゃダメですよ!
明日(月曜日)も10~16時の受付となっております。是非お越しください。
お待ちしております。