遮熱外壁
2019年6月2日(日)
吉田です。
汗っかきの私にとっては、タオルが手放せない季節が近づいてきました。「簡単に汗かけていいな」 って嫁に言われますが、そんなにいいものではありません。
暑い季節は家にとっても過酷です。人間のように汗をかくこともできませんし、日陰に隠れることもできません。外壁の温度は50℃~60℃に達し、屋根は素材によっては卵が焼けるほどになります。
そりゃ、劣化もしますよね。 っということで、住む我々の快適性は勿論のこと、素材の耐久性にも影響する遮熱性について紹介します。
遮熱しないと断熱材が勿体ない!
建物の温かさ(冬)、涼しさ(夏)を求めると、断熱性能や気密性能がどーだこーだ、という話になります。それはそれで大切なのですが・・・・
断熱材の外の温度が大きく影響するのは容易に想像がつくと思います。
この写真は何かというと、弊社豊橋スタジオの外観をサーモカメラで撮影したもの。
面が違うので日射時間の差もありますが、おおよそこんな違いが出ます。
一番冷たいのが漆喰面。角に張ってあるブリック(セメントなどで成形されたレンガの模造品)や、木の羽目板はかなり熱をもっています。
この写真は、遮熱効果がない外壁と漆喰の差。
(豊橋スタジオの元々の外壁は十数年前に一般的な塗り材にて施工)
外壁の素材によってこんな差があるのです。つまり、それはそのまま断熱材の外の空気温度と近似してくるということ。
いずれにしても、漆喰の遮熱効果が高いのがわかるかと思います。
実物を体感してみたい場合は、スタジオにお越しください。