完成見学会の楽しみ方(マニア編)
オークの床、って言っても色々
吉田です。
来週末浜松市で開催予定の完成見学会。お越しの際は担当者に説明されるがままではなく、ちょっと突っ込んだ部分も興味をもっていただけると嬉しいです。
例えば、
①床。今回はオーク材を使用。
床の長さがバラバラなのがおわかりになるかと思います。専門用語ですと乱尺の床材といいます。
『無垢の床』っと言っても、断面を見ると合板のように貼り合わせてあるモノ(複層)もあれば、途中でフィンガージョイントというギザギザの継手で接合し一定の長さの床材として使用するもの(ユニ)もあります。※厳密に言うとこれらは無垢っぽい床
このいずれにおいても接着剤を使用しているため、当社ではそういった材料は推奨しておりません。
ってことで、広葉樹(針葉樹は真っ直ぐ綺麗に伸びるので長い一枚板が確保できる)だとこうした乱尺を使用することになります。
キーワードQ 『この床って、無垢ですか? ユニですか?それとも複層(複合)ですか?』
ファイナルA 『もちろん、無垢です』
②畳。当社では国産天然イグサを使用。
プロであればパッと見で判別できますが、どなたでも判断つくのは、香り。
顔をペッタリくっつけるのはNGですが、顔を近づけて香りを嗅いでいただくのはOKです。イグサの落ち着く香りを思う存分吸いこんで下さい。きっと何度も吸いたくなります(この症状は異常ではありませんので、ご遠慮なく、何度でも)。
最近では外国産のいぐさが主流になっていますが、農薬の規制が某大国ではないらしく、大量の農薬が付着している可能性があります。
またビニール畳なんてものもあり、退色は少ないのですが、なんてったってビニールですから。日向では熱くなりますし、当然いい香りはありません。そもそもイグサっぽく着色していますから、もはや畳風と言わざるをえません。
キーワードQ 『この畳って、国産いぐさですか? 外国産ですか?それともビニールですか?』
ファイナルA 『もちろん、国産いぐさです』
マニアックなようですが、そのこだわりが当社の自慢でございます。是非突っ込んで聞いてみて下さい。
尚、ホームページなどで記載しているこのお宅のアピールポイント、『一秒動線』
※答えを言うと社員達に叱られそうですが・・・
キッチンからのぉ~。。。
一秒でランドリールーム!!!
ちなみに私は2秒でした。皆さま、1秒チャレンジもお楽しみに!