高気密にこだわってはいませんが・・・
2017年7月18日(火)
吉田です。
本日は浜北にて内覧&宿泊体験受付中のS様邸にて気密測定を行ってきました。
(まずは外構も仕上がって素敵な外観から)
測定の様子 ↓↓
気密の性能を示す数値としてC値というものが使われますが、
単位は c㎡/㎡
なんだか見慣れない単位ですね。床㎡に対しての隙間面積と考えて下さい。つまり、C値1.0で35坪(=116㎡)の家なら、116×1.0=116c㎡の隙間がある。ということ。
1.5なら116×1.5=174c㎡の隙間ということですですね。もちろん10×17cmの大きな穴があるということではなく、小さな隙間を合計していくとそれくらいある、ということです。
で、結果は1.0だったのですが、これまずまずだと思います。
一般的に高気密・高断熱を強みにされている建築会社さんはこの1.0切りを目指して対策をしています。大手のIさんは10年ほど前から0.6とかでしたから格段に高気密ですが、一般的には2.0以上が標準です。
では、我々の家造りはどうかといいますと・・・高気密でのメリットはよくわかるのですが、そこだけを追求し過ぎるのは呼吸できない家に向かってしまうようで、慎重なスタンスをとっています。
気密が高まれば空調や機械換気に求められる性能も高くなる。それがあるべき姿なのか・・・です。
っということで、今の段階で1.0を大きくクリアするような対策は考えておりませんが、現状でもそこそこレベルでっせ、というのはアピールさせていただきます。
近々、高校生にご協力いただきまして、気密性と空気汚染なんてお題の実験もやってみます。お楽しみに。