理論+実体験が大切
2017年6月28日(水)
吉田です。
以前も記載しましたが、毎週火曜日は浜松工業高校さんとの共同研究日、ってことで昨日も行って参りました。
付きっきりということでなく、課題を出してそれを進めてもらって我々がたまに行く、という流れで行っていますが、昨日段階で実験躯体が出来ていました。
床面積1㎡の試験体で、断熱や気密、またそれらに付随して課題となる空気汚染なども実験する予定。
仕事として建築に携わると、どうしても机上の理論で物事を判断してしまいがちです。
しかし、家というのは理屈を考えながら住むものではなく、快適かどうか感じて生活するものだと思いますので、こうして理論の実践&体感というのは大切な要素だと考えています。
従って、実験の終盤には生徒さんにこの中に入って体感してもらう予定です。
【おまけ】
今日は小山が何やら雑誌取材を受けていました。
ちょっとカッコよかった問答
インタビュアー「インスペクションした後の流れはどうなるんですか? リフォーム工事をおススメするんですか?」
小山「いえ、インスペクションは第三者的に建物を検査することが重要です。従って自分達で工事を請け負う前提で行ってはいけません。もし営業的思考があると、イイところを悪いと言ったり、悪いことをイイと言ったり、検査の判断に自己(自社)都合が出てきてしまう。それではインスペクションの目的を果たせませんから」
ベストアンサーです。