土壁
2017年3月14日(火)
吉田です。
今日は、豊橋市でリフォーム中のM様邸へ検査に行って参りました。
施工していたのは ケンボー (刈部建築さん)
実はケンボーは来週結婚するんです!!!! おめでとう!!
ちなみに私、祝辞を言わねば・・・なんです。で、今日は色々質問攻めしてきましたが、何で結婚しようと思ったの?と聞くと、「人生設計通りです」 と。
なんだかカワイイ顔して、全くかわいくない答えが返ってきました。
まぁでも、意外と頑固な一面がありますからね。私が「こうやってやれば?」と言って「わかりました」と答えておきながら、結局自分のこだわりは曲げずに、自分の信じるやり方を貫くタイプです。
そんな刈部建築さんが施工しているのは、こんな感じで大規模改装工事です。
大きな間取り変更はないですが、内装をほぼ全てやり替えています。
が、あえて土壁は残して。
床は新しく断熱材を入れて。
愛知県の既存住宅は土壁が非常に多いです。気候風土、職人文化など色々影響していると思われますが、今でも新築で土壁が施工されているのをたまに見かけます。(但し、土壁は乾燥期間が長く必要で、工事期間は通常の2~3倍は掛かります)
この土壁、今の高性能なモノと個々の性能を比較すると劣る部分はありますが、防火性能、断熱性能、調湿性能をあわせ持つ優れものなんです。しかも竹を組んで土で固めているので、壁としての強度もあります。
従って今回は残せる範囲は残すことにしました。
新たに施工しようとするとコストもそれなりに掛かるものですからね、古き良きを残しながら。
リフォーム工事においては大切ですね。
では、また。