古民家リフォーム あと1ヶ月
2017年3月2日(木)
吉田です。
袋井市にて工事中のT様邸が、大工工事完了する、ということで検査に行って参りました。
昨年末に耐震工事を着手し、年始に屋根の葺き替えなどを行いながら内部造作工事を進め、ようやくこの段階まで辿り着きました。
今まで多くの古民家改装工事を行ってきましたが、既存の躯体状況は様々で、毎回どこを基準にどこをどう直していくかを決めるのに難儀します。
新築だと石膏ボードも長方形に加工していけばキッチリ張れるわけですが、リフォームだと一枚一枚微妙な台形やひし形に加工する必要があるので職人さんにも経験と判断力が必要になってきます。
こんな部分は特に
なかなか悩ましいですね。
でも、完成した時の喜びは我々にとっても格別なものがあります。
これから仕上げ工程を経て、約1ヶ月での完成予定。
今と違って昔の家はいい材木を使っていることが多い(今では手に入らないような梁や柱などが出てきます)ですからね。直して使えるものならば、なるべく残せるように我々も努めてまいります。
月末には完成見学会も予定しておりますので、宜しくお願いいたします。