赤い軍団
2016年12月5日(月)
吉田です。
恐らくこちらのブログでも紹介されるのではないかと思いますが、先週末名古屋でちょっと変わった建前が行われました。
作業風景はこんな具合です。
通常は移動式クレーン(よく公道を走っているクレーン)で、大工さんも7人とか8人とか集まって、「上棟やってるぜ!」アピールしながら作業することが主流ですが、今回の建前は、人数も控えめ、クレーンも小さな電動ホイストなので静かーに。
自分でクレーンをリモコン操作しながら組み上げていきます。
足場とロープで繋がっているのは転落防止措置ですね。
かつての建前を知っている方からすると、「こんなの建前じゃない!」って言われそうですが、これからはこういう作業風景が当たり前になってくるかもしれません。
メンバーもこんな具合で
左端が棟梁。赤いユニフォームが足場の組立と建前作業をする職人さん。
(昔は建前って言うと、ある種のお祭りみたいな感じでしたから、少し寂しい感じではあります)
赤い軍団が建物本体を建てながら、それに合わせて足場を改造していきます。そして棟梁は組みあがった後にやや地味な感じで細かい作業をしていきます。
小さな電動ホイストなので作業スピードの遅さは否めませんが、クレーンを据えるスペースが確保できない場合はとても有効な手段ですね。
ちょっと先の未来。どこの会社の建前風景もこんな感じになっていくでしょう。
ちなみに、特殊工事なのでちょっとお値段がUPします。
では、また。