設計・施工管理課長
ブログ

一覧へ戻る

寒いからこそ、サッシ性能を考える

2016年11月25日(金)

吉田です。

インフルエンザの予防接種、火曜日にやってきました。

そのせいか、水曜日からイマイチ体調がすぐれず、少し悪寒がしたり、頭痛がしたり、下痢したり、必死に体が戦っている感じがします。しかも肩はまだ痛いし。。。。やはり私は予防接種が不向きなのかもしれません。。。

さて、急激な冷え込みゆえに、ってわけではないですが、相棒との共同課題に『超高性能仕様』をまとめるってのがありまして、色々調べ事をしております。

単に超高性能って言っても色々な意味合いがありますが、まずは住み心地に直結する〝断熱性能〟から。

日本は欧州(北欧)に比べ断熱性能が極めて低い、と言われます。
たしかに、外断熱一つとってもその厚みが全く次元違いです。

また、サッシの性能も低いと言われます。

サッシの性能を示すのに、熱貫流率(U値)ってのが用いられます。意味合いはその名の通り、熱が通り抜ける率って思っていただければいいと思います。数値が小さいほど性能が高い、ということですね。

弊社が現在採用しているサッシはYKKさんのAPW330という製品です。


(YKK様 HPより)

数年前まで高性能として主流だった複合サッシ(外がアルミ、内側が樹脂でペアガラス)だと、熱貫流率は3.0程度(形式によって数値は異なります)でしたが、このAPW330は1.5ほどの性能を誇ります。(トリプルガラスだと1.0近くまで下がります)

これはこれで自慢できるレベルなんですが、それでもまだ窓まわりが熱損失の弱点になっていることには変わりありません。

ってことで、更なる高性能を求めて各社開発を行っているわけですが、最近は熱還流率1.0を切る製品が続々と登場!

マニアは大騒ぎです 「ついに!! ついに、1.0を切った! 世界レベルだ!」 と。

但し、、、まだ価格的にハードルがあります。APWの倍とか。。。なかなか高額。

それに、熱貫流率だけではない品質も含めて検討せねばなりません。
まぁ、色々課題はありますが、確りと吟味し、数ヶ月後くらいには提案できるように準備してまいります。

では、また。

11月
12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930

シェアしてね

ツイート
前の記事を見る
一覧へ
戻る
後の記事を見る

EMOTOP浜松

2020年10月 GRAND OPEN