変わるモノ、変わらぬモノ
吉田です。
医師が薦める本物の健康住宅(2017winter/spring)。
既にご購読されたお客様も多いようですが、「仕様、変わるんですか」と。
はい、少し。そんな予定があります。
弊社の建築事業部も本年で10周年を迎えました。
当然ですが創業以来仕様変更を繰り返してきましたが、中には変わらぬものもあります。
その最たるものが・・・昨日相方も触れた床材ですかね。
(写真は施工管理の西浦君の家。同じく今年完成した浦山君の家もパインの床を採用しています)
30㎜パインの床。
今となっては採用される工務店さんが多くなってきましたが、かつては合板フローリングとの価格差から、選ばれることは少なかったように思います。
しかし、長期的にみてその耐久性、維持のし易さは大変優れており、弊社でも長年標準品としてラインナップしております。
特に品質の安定性という部分では強みを発揮します。
通常無垢の床ですと、冬の時期に大きく収縮し、夏膨張する為、継目が開いたりむくれ上がったり変動を繰り返しますが、パインはそれが極めて少ない材料です。
そして、歩行性の良さ(ほどよく柔らかく、すべりも適度)も抜群で、冬でも暖かく、とてもバランスに優れた床材であると確信しております。
床材の他では、セルロースファイバーですね。
この10年の間にも様々な断熱材が発売されましたが、その中でセルロースファイバーの人気はコツコツとですが上昇の一途をたどっています。
調湿性能、防音性能、そして本質である断熱性能の高さのバランスが評価の要因であると考えています。
変わるモノ、変わらぬモノ、様々ではありますが、判断基準として、何十年も新築時の性能を維持でき、長期的に見てコストメリットがあり、且つお客様の快適な生活をサポートできる製品であること、という部分は大切にしていきたいと考えております。
【おまけ】
顔が光ってる!
露出の多い弊社社員。社員名で画像検索すると・・・結構出てきます。
では、また。