設計・施工管理課長
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ボランティアから帰ってきました

2011年6月17日(金)

こんにちは、宮地です。
昨日無事にボランティアから生還しました。
久しぶりの我が家、そして家族の顔を見ることができて、当たり前の幸せを実感しました。
5日間という短い期間ではありましたが、初めて被災地に行って、自分の目で見て、聞いて、そして肌で感じることができました。
被災地に行って一番感じたことは、国や自治体としてやるべきことと、自らの安全を守るためにやるべきことがあるということでした。
今回の震災は津波による被害が殆どでした。
ニュースや新聞でも報道されているとおり、沿岸部は壊滅状態です。
その中でも、将来的に津波が来ることを想定して、防波堤や水門を作り、住民の生命をすべて守ることができた自治体もあります。
今後沿岸部に住宅を建てることをどうするかなど、現在議論がされているようですが、安全が約束できない限り、住宅の建築はしないほうがいいというのが正直な気持ちです。
これは国と各自治体が、真剣に取り組むべきことだと思います。
そして自らの安全を守るためにどうするかですが、これは住宅の安全性を高めることです。
倒壊した住宅と、被害はあったけど残っている住宅には、やはり違いがありました。
現行の耐震基準で建築されている住宅は、地震よる建物被害は少なかったです。
このボランティア活動を通じて、建築事業者として我々がやるべきことは、やはり1件でも多くの住宅を安全な住まいにしていくことだと再認識しました。
実際に被災された方と話をしていると、本当にやりきれない思いになります。
住まいを失うことは、我々が想像する以上に過酷で大変なことでした。
私たちが住む、静岡県・愛知県は東海地震が叫ばれています。
このボランティアを通じて、今まで以上に安全な家づくりをしていく決意をしました。
大切な家族の生命と生活を守るためにも。
貴重な体験をさせていただけたことに感謝です。

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