本物の家づくりは構造からです
こんにちは、宮地です。
本日も浜松市北区三方原町にて開催していますが、今月は新築とリフォームの現場で、3件の構造見学会を実施しています。
新築では完成見学会を開催しているのは多いですが、構造見学会を実施している会社は少ないようです。
リフォームでは、完成見学会を開催するのもめずらしく、構造見学会というと殆ど行われていません。
当社が構造見学会を実施する理由は、完成してからでは見えない部分に、当社のこだわりが詰まっており、お客様にはぜひ見ていただき安心してもらいたいからです。
私は長くリフォームの仕事をしてきましたが、目に見えない部分の劣化による被害や、建築図面と異なる住宅を嫌というほど見てきました。
高度成長期に建築された住宅は、住まわれる人の安全や健康よりも、建築する側の施工性やコストが重視されていました。
シックハウスという言葉や、耐震偽造問題が話題になったのも、こうした建築業者の都合が実際の建物に影響していたからです。
例えば、一般的には構造部材には集成材が使われています。
なぜかというと、建築工事をする段階では、集成材は品質が安定しているので施工がしやすいからです。
以前は当社も集成材を使用していましたが、弊社事業部長である立田が、
「自然素材で健康な住まいを提供している会社が、集成材を使っていいのか、構造材を無垢材に切り替える」
という方針を出し、製材業者さんの協力を得て、現在は無垢構造材を使用しています。
リフォームでも同じように、無垢構造材を使用しています。
私達建築業者が工事しやすい材料・施工方法を選ぶのではなく、住まわれる方にとっていいもの、永く安心して暮らせる住まいが、当社の判断基準としていきます。
来週も浜松市東区の中古住宅リノベーション工事にて、構造見学会を開催します。
新築同様のトリプル断熱、そして長期優良住宅先導モデル仕様の住宅性能です。
詳しい内容は、こちらをご覧ください。