セルロースファイバー断熱検査
こんばんは、村瀬です。
先日は、市内で新築工事中の現場へ断熱検査へ行って参りました。
弊社では、壁、天井にはセルロースファイバーという断熱材を使用しております。
断熱工事
このような袋に入って現場に納品されます。
1袋当たり15kg程あり、建物の大きさにもよりますが、35坪の建物で
約70体程入るので、1棟当たり約1t程の断熱材を入れております。
セルロースファイバーは納品された際は、袋の中で圧縮されており、
このような塊の状態になっています。
塊のままだと壁や天井に入れても隙間などができ、上手く施工できないので、
写真の青い機械でセルロースファイバーを柔らかくほぐします。
そして、このようにホースの中を空気で圧送して、壁や天井の中にセルロースファイバーを
入れていきます。
断熱工事は、1~2日程掛かります。
断熱検査
そして、施工が終わると我々監督の方で、断熱検査を実施しています。
サーモカメラ等を使用して、セルロースファイバーがしっかり充填されているか、
材料が規定の量入っているか等を検査しております。
今回は、ちょっと吹込み不足を発見!
写真の赤い部分が充填が不足しており、熱がこぼれている状態でした。
見た目では断熱材が入っているように見えても、このようにサーモカメラで
見るとハッキリ充填不足がわかります。
その後しっかり是正させて頂きましたので、ご安心下さい。
断熱は隠蔽部(いんぺいぶ)といって、見えなくなってしまう部分ですが、
お家にとっては重要な品質の一つです。
我々はこのように、お客様の大切なお家を材料の性能が100%発揮できるように、
日々検査を行っています。
それでは、また。