構造金物って何?
2018年4月24日(火)
桧5寸
こんばんは、村瀬です。
昨日の鈴木のブログにあったちょり様の上棟、私も見学に行って参りました。
桧の5寸を使った新工法、名古屋でも来月上棟予定なので、楽しみにしています!
ちょり様上棟おめでとうございました!
さて、話は代わり今日は構造金物についてご紹介します。
家づくりには多くの金物が使用されています。
上の写真は、柱と筋交いを固定するための「ハイパーガセット」と
柱と梁を固定する「スリムヘビー10」という柱接合金物になります。
建物の構造計算を行い、それぞれの柱によって掛かる耐力は違い、
上の図面のように「い」「ろ」「は」・・・・「ぬ」と言ったように表記され、
それによって、金物が選定されます。
ちなみに先ほどの「スリムヘビー10」は、「へ」で、引き抜きに対しての
必要耐力が10KNになります。
こちらは、「リブコーナー」と言い、「は」で、必要耐力5.1KNで、
先ほどのスリムヘビー10よりは体力が少なくていい部分に使います。
こちらは、「ホールダウン」といい、柱を緊結する金物ですが、先ほどまでとは違い、
基礎にアンカーを打ち、基礎と柱を緊結する金物になります。
こちらは引き抜きの力が特に強い部分に使用され、必要耐力も大きく30KNに
対応しており、「ぬ」の金物になります。
このように使用用途は同じでも、様々な金物が計算され使用されています。
これらが間違いなく、ビスなどの漏れもなく、しっかり施工されているか
一か所、一か所確認するのも現場監督の重要な仕事になります。
それでは、また。