鉄筋の知識
こんばんは、村瀬です。
先日は、息子の5歳の誕生日でした。
プレゼントは仮面ライダーの変身ベルトだったのですが、価格に驚き!
(ご興味あれば、ネットで調べてみて下さい。)
しかし、息子の笑顔を見ると、いい買い物だったかなと思います。
こちらは、緑区で建設中のO様邸の基礎の配筋検査に行って参りました。
今までも基礎工事の検査では、かぶり(鉄筋と外部のコンクリート厚さ)が
必要ということは何度とご紹介してきましたので、今日は他の検査内容を
ご紹介致します。
こちらは、メジャーを当てて長さを測っています。
こちらは何を測っているかというと、鉄筋の重ね継手を測っています。
鉄筋を途中で継ぐ際に重ねる長さが決まっており、40dの長さが必要になります。
dとは、鉄筋の径の大きさのことを言い、上の写真のように鉄筋に「13」と大きさが
記載されていたり、「SD345」といったように種類が記載されています。
ということで、ここで言う40dとは、鉄筋同士の重なりが52cm以上必要と
言うことになります。
鉄筋の長さは、標準のもので最大で12mまであります。
そこまで長い鉄筋があるのなら、住宅ぐらいの大きさであれば、重ね継手はいらない
のではとお思いでしょうが、そんなに長い鉄筋では、材料を振り回したり、
加工をするのにスペース的に難しく、鉄筋を組むのが困難になってしまいます。
そんな作業性、作業精度等も考えながら、鉄筋屋さんは材料を選定しております。
その他にも鉄筋については、様々な基準があります。
それらを全部確認するので、基礎の配筋検査には1時間ぐらいは掛かってしまいます。
しかし、見えなくなる部分なので、こういう部分こそ取り返しがつかないので、
しっかり検査を行っています。