晴れ舞台
いよいよ今週水曜日から本格的な梅雨天気となりますね。
と、その前に今日は豊橋市王ヶ崎町にて上棟式が行われました。
まずはKa様、ご上棟誠におめでとうございます。
夕方はお餅投げが開催され盛大な上棟となりました。
予定より1週間前倒しして大正解でした。雨男改め晴れ男健在です!(^^;
あ、そうそう。雨と上棟といえば・・・集成材を使っている住宅って雨ざらしになっていたり、たまに上棟していたりしますが、本当にいいんでしょうか?
(出典:Yahoo画像引用)
弊社は天然無垢木材を使っているので雨に濡れても大丈夫なんですが、ご存知の通りボンドって基本水に弱いですからね。皆さん集成材って「強い、反らない、割れない、安い」っていう特徴があり安心を持たれている方が多くいます。
接着剤については素晴らしい画期的商品ですが、目的と期間を間違えると大変な事になり兼ねないですよね。ちょっと接着剤の耐久年数を調べてみました。
集成材に使われているボンドっていろんなボンドを使っているようです。
この他にもたくさんありましたが、まさに驚き。
1.ゾルシノール接着剤(Resorcinor); 耐用年数 30年
2.ソシアネート接着剤(API): 耐用年数 約25年
というように新築時を100とした時、30年という事は30年後を0と考えると年々、強度の低下をしてくるという事。10年後は33%強度が減少するという事。怖いです。
※これは含水率15%で外部要因なしで維持できた場合です。
しかも建築中に雨に濡れたら・・・と考えると恐ろしいです。
(出典:Yahoo画像引用)
私たちは柱には1本も集成材を使いません。強度が優れていると言われる集成材ですが、その強度とはあくまで工場出荷状態、つまり新品の場合の強度(初期強度とも言います)での話です。 私たちが重視するのは初期強度ではなく、30年後、50年後、100年後の強度です。
集成材に使用される接着剤の強度や耐用年数は以前に比べると信頼性は増しています。
しかし、実際に家の部材として使われてどれだけの耐用年数と安全性があるのか?
そもそもですが、ボンドに頼る事自体がおかしいですよね。
集成材で作られた橋を30年後、安心して渡れますか?