熊本地震と耐震基準。
2016年10月16日(日)
こんにちは小山です。
プロ野球も日本シリーズを残すところになりましたね。
プロ野球ファンとして、どちらの球団も応援したいところです。
『神ってる』か『二刀流』か今年はどちらも波に乗っていますので、
甲乙つけがたいですね。
さて、先日、国土交通省の社会資本整備審議会・第23回建築物等事故・災害対策部会で
「熊本地震における建築物被害の原因分析を踏まえた主な取組方針」が発表されました。
発表によりますと、現行の耐震基準を満たしている建物は一定の耐震性能が認められたとのことで、
今回は建築基準の見直しはしないということになったようです。
木造住宅の旧基準の対策関しては、平成12年基準前に建てられた木造住宅を特に明記しており、
昭和56年以前の建物は、倒壊等の被害が顕著だったようで、
建替えも視野に入れた耐震対策を引き続き促進していくようです。
昭和56年以降~平成12年の建物は
「リフォーム時などに接合部の状況を確認することを推奨する」としています。
壁や床をめくった際には状況の確認と接合部補強が出来ます。
我々建築に携わる者が、リフォーム時にお客様に提案していかなければ、
中々お客様からご提案いただけることはありません。
リフォーム時でないとなかなか出来ないことですので
見た目だけではなく、中身もしっかりとした提案をしていければと思います。
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是非ご相談ください。