日射のコントロール
皆様 こんにちは プロデューサーアシスタントの山口です。
今回は、『日射のコントロール』について更新をします。
だんだんと日差しも強くなり、梅雨が明ければさらに厳しくなります。
家の中で過ごすことが多くなっている昨今、快適な室内環境が必須です。
家の中に、夏は日陰を。冬は日向が欲しくなります。それをうまく建物で日射のコントロールすることができますので、そちらを紹介していきます。
いつも通りの余談ですが、2週前くらいに漬けた梅がよい感じにシロップになってきました。早速、炭酸水で割って飲みましたが、さっぱりとほんのり甘く梅の香しい香りが良いですね。
今年も梅シロップを使ったデザートを作ろうと思います。梅ゼリーはありきたりなので、パンナコッタでも作ってみようかしら、と思っています。
日射のコントロール
建物で日射のコントロールをすることで、夏な日陰を、冬は日向を家の中に作ることができます。
逆を言うと、日射のコントロールを考えないで家を建てると、夏の日射がさんさんと家の中に入って暑くなるので、1日中シャッターを締め切った暗い室内になったり、冬は日が入らず暗く寒いといった住宅になりがちです。
ですので、弊社ではしっかりと日射のコントロールができる庇(ひさし)やその代わりのバルコニー、外付けシェードなどなどしっかりとご提案をさせていただきます。外観デザインとの兼ね合いもありますので、しっかりと検討とお打合せをさせていただきます。
ちなみに、名古屋市では、夏至の太陽の南中高度はおよそ78度、冬至でおよそ32度です。
(名古屋市科学館HPより引用)
プランのお打合せの際には、CGを使って建物にどのように日が落ちるか、室内にどのように日が入ってくるのかを設計の森がしっかりとご説明しております。
(1級建築士の森さん 木造住宅の新築・リフォームに携わりおよそ20年。経験と勘だけに頼らず、しっかりと検証をして提案をしてくれます。)
実例をご紹介致します。
名古屋市内で建築したオーナー様邸です。
南向きの敷地に建築をしております。
庇の部分を内側から見てみるとこのようになっています。
リビングから外に出られるウッドデッキの上に屋根がそのまま下りてきて庇となっています。
夏はこの庇で日射がカットされるので、家の中には日陰が落ちてきます。
逆に冬はどうでしょう。
この写真は、12月22日に撮影された写真です。12月22日、つまり冬至ですね。リビングにしっかりと日向ができています。家の中の床と空気が温められるので、日が入らない家よりも暖かく過ごせるのはイメージがつきますね。
近年の猛暑などでエアコンなどの空調器具が全く無しでの生活は不可能かもしれませんが、私用する時間や設定温度の緩和は建物の設計をしっかりと考えておこなうことでクリアすることが可能です。
お打合せの際には、弊社の設計の考え方をしっかりとご説明させて頂いた後、プラン作成をさせて頂きます。
また次回の更新をお楽しみに。
ではでは。