交通死亡事故より多いヒートショック
皆様こんにちは 山口です。
本日、東洋経済オンラインを読んでいたら、「交通事故死よりも多いヒートショックの恐怖」という記事がありましたので、少し触れていこうと思います。
全くの余談(しかも私事)ですが、先日、会員制のジムに入会してきました。ジムと聞くとランニングマシンやエアロバイクなどの有酸素マシンとベンチプレスなどの筋肉トレーニング用のマシンが置いてあり、自分の采配で運動をする、というものが一般的だと思います。今回、初めてジムに入会しましたが、入会した決め手は、毎日、様々なレッスンプログラムがあることです。空手やボクシング、ダンス、など運動量の多いものから、ヨガやストレッチなど体を休めるものまで、種類がたくさん。しかも参加無料。普段、なかなか体験しないスポーツもできたりするので、楽しく通いたいと思います。
では本題へ。
交通死亡事故より多いヒートショック
そもそもヒートショックとは何かというと、急激な寒暖差によって、血圧が乱高下することによって、様々な健康被害を引き起こすものです。急激な血圧の乱高下は心臓に負担をかけるので、心筋梗塞や脳卒中等を引き起こします。
特にリスクが高いのは、冬場の入浴時です。暖房設備のない脱衣室や浴室は気温が低く、お風呂に入るために服を脱ぐので、急激に体温が奪われ、血管が収縮し血圧が急上昇します。暖かいシャワーや湯船に浸かることで、血管が緩み、急上昇した血圧が一気に下がります。血圧が一気に下がることで、失神を引き起こし、浴槽でおぼれてしまう、という事が起きます。
(名古屋ハートセンターHPより引用)
入浴中の心肺停止発生件数は、東京都健康長寿医療センターによる2011年(平成23年)の推計では約17,000件。同じ年の交通死亡事故者数4,612人の実に3.6倍以上です。
ヒートショックに関して、より詳細を知りたいという方はコチラの記事を御覧ください。
ヒートショック危険度 簡易チェック
ガスコンロやガス給湯器などを提供しているリンナイ(株)がヒートショックによる死亡事故リスクを減らすために「ヒートショック危険度 簡易チェックシート」(入浴科学者・早坂信哉氏監修)を提供しているので、こちらを使って自分がヒートショック予備軍ではないか、をチェックしてみて下さい。
チェック数が5個以上ある方は、ヒートショックになる可能性が高い「ヒートショック予備軍」です。
(リンナイ 【熱と暮らし通信】 「入浴」に関する意識調査 より引用)
□ メタボ、肥満、糖尿病、高血圧、高脂血症、心臓・肺や機関が悪い等と言われたことがある
□ 自室の浴室に暖房設備がない
□ 自室の脱衣室に暖房設備がない
□ 一番風呂に入ることが多いほうだ
□ 42度以上の暑い風呂が大好きだ
□ 飲酒後に入浴することがある
□ 浴槽に入る前のかけ湯をしまい、または関単にすませる
□ シャワーやかけ湯は肩や体の中心からかける
□ 入浴前に水やお茶など水分をとらない
□ 1人暮らしである、または家族に何も言わずにお風呂に入る
簡単にできるヒートショックの予防策は、脱衣室や浴室を使用前に温めておくことです。
私自身、賃貸住宅に住んでいますが、お風呂に入る前にヒーターなどを置いて室温を温めてからお風呂に入るようにしています。
また、新築を建てる際には、家全体の室温の温度差が小さくなるように断熱性能が高く、そしてその効果が長く続く、つまり、家自体が長持ちする住宅を建てましょう。そう、弊社のような。
温度差の小さいお家を体感しましょう
家中どこもかしこも暖房をつけて温度差を無くすことは、手段の1つですが得策ではありません。
何故ならば、電気代等のランニングコストが無駄にかかるからです。また、家電製品などを使うこと前提になりますので、いずれ機械は壊れます。買い替えたりする費用もばかになりません。
できる限り、家電の使用は少なくし、自然の力や住宅の素材の力で温度差の少ない、健康的に過ごせるほうが良いと思います。
そんなお家の体験ができます。
1月18・19日(土日)に完成したばかりのお家を御覧になって頂くことができます。
春日井市にて見学会を開催します。
自由見学ですが、ご予約を頂くとスタッフがしっかりとご案内をさせて頂きます。
ご予約はコチラから
また、18・19日(土日)にご予定がある方は、こちらの期間限定オープンハウスもございます。
コチラは、実際にお客様がお住いになられているお家をお借りしている築5年のお家です。
温度差だけではなく、自然素材の経年変化などもしっかりと御覧になって頂けます。
期限限定オープンハウス(オーナーさん宅内覧会)