TOMO’sキッチン#11
皆様 こんにちは 山口です。
本日は、月に1回のTOMO’sキッチンを更新していこうと思います。
本日は、「ローストビーフ丼」です。意外と簡単お手軽に作ることができるものです。
ローストビーフってなんだか手間がかかって面倒、という印象がありますが実際に作ってみるとそうでもありません。
ほんの少しの手間も面倒で仕方がない、という方にはオススメはしませんが少し凝った料理を作ってみたいと思われる方には良いのではないでしょうか。
先日、後輩たちに赤ワイン用のグラスとカッティングボードとチーズナイフのセットを貰いました。そのうち、これらを使用したものもアップしていきたいと思います。登場するのはクリスマスの時期かな?
TOMO’sキッチン#11 ローストビーフ丼
本日のメニューは「ローストビーフ丼」です。
今回は、牛モモ肉とガーリックバターライスの組み合わせです。
味付けとしては、しっかりこってりに仕上げました。
材料はコチラ
使用材料(2人前) ※好みによって調整してください。
メイン
牛モモ肉(ブロック) 200~300g
塩コショウ
オリーブオイル
ソース
玉ねぎ 1/2個 (実際作ってみて、2人前なら1/4個でも十分な気がします。)
赤ワイン
バター
しょう油
水溶き片栗粉
ガーリックバターライス
ごはん お好み
にんにく 2片 (個人的にはにんにく大好きなのでたくさん使います)
バター
しょう油
仕上げ用
卵黄 2個
※調味料は、各適量です。お好みの味に調整してください。
まずは、材料の下処理からはじめます。
主にこの材料を下処理していきます。
牛モモ肉は軽く表面を洗い、水気をしっかりとり、全体に塩を軽くまぶして10分ほど放置。再度、流水で表面を洗い流したら塩コショウを全体にまぶし下味をつけます。
普通の塩コショウでよいですが、今回はコチラを使用してみました。
磐田店の先輩スタッフの結生さんから頂いたタイのお土産です。
ライム塩です。酸味はないですが、さわやかな香りがステキです。
玉ねぎはみじん切り、にんにくはスライスにします。
下処理は以上。たったのこれだけです。なんてお手軽なんでしょう。
では、調理へ。
まずはソース用の玉ねぎを炒めていきます。
オリーブオイルを火にかけていないフライパンに大さじ2程入れ、にんにくスライスを1片分入れ、中火にかけます。ふつふつしてきたら弱火に火を落とします。
オリーブオイルににんにくの香りをうつします。全体的にきつね色になってきたらオイルから取り出します。このにんにくは、後でライスに使用します。
玉ねぎを投入。
弱火から中火でじっくりと火を入れます。この時に全体にまぶさるくらいのお塩をふりかけ、浸透圧で余計な水分を出し、飛ばします。
これくらいになったらOK。
一旦、フライパンから取り出しておきます。
続いてお肉です。
お肉は、玉ねぎ同様に香り付けしたオリーブオイルで表面を1分ずつ焼き目を入れていきます。
これは私個人の勝手なこだわりですが、お肉を焼くときは、それ用のフライパンを使用します。鉄フライパンとステンレスフライパンです。どっちを使うかは気分ですが、今回はステンレスフライパン(ラゴスティーナ製)を使用しました。
それはさておき、火入れをしていくとこのような状態になります。
全面に焼き色がついたらバッドに上げて休ませます。
この時点でおいしそうな色です。が、まだ中心は生なので、これからじっくりと熱を加えていきます。
触れるくらいに粗熱が取れたら、ラップとアルミホイルで包みます。包んだらお肉がちょうど被る位の水量の水を沸騰させます。沸騰したら火を消し、お肉を入れます。
このまま30分程放置。家にしっかりとしたオーブンとかあればオーブンで火入れをするのが良いと思いますが、我が家にはそんな立派なものはないのでこのやり方でやります。ちなみにこのやり方をして失敗をしたことはありません。簡単で失敗しないので、おすすめですよ。
お肉を放置している間にソースをとライスを仕上げていきます。
まずはソースから。
お肉を焼いた状態のフライパンに赤ワインを50~80cc程入れます。
こんな感じでジュワッとします。弱火にかけながらフライパンに付いた焼き目をこそぎ、アルコールを飛ばします。アルコールが飛んだら玉ねぎを戻します。全体をまぜたら、バター10g、しょう油小さじ1、水溶き片栗粉10ccを入れ、ソースの完成。
味見をして塩で味を調えればOKです。
後は、ガーリックバターライスです。
これは材料をまぜていけば完成します。
炊いた白米とオリーブオイルに、にんにくスライスを中火にかけながら混ぜ、軽く塩コショウ、仕上げにバター10~20gとしょう油小さじ2程度を入れてあげれば完成。
ソースの味が濃い目なのでライスはそこまで味付けを濃くしません。あっさり仕上げたい場合は、ガーリックバターの代わりに、種を取った梅をたたき、刻んだ大葉とご飯を和えればよいかと思います。
30分程放置したお肉を取り出し、カットしていきます。
カットしてみると中はしっかりときれいなロゼピンク色です。
ちなみに、厚生労働省では食中毒の予防のために芯温75℃以上で1分以上の過熱を推奨しています。今回の料理では、お肉の火の通り具合は、ミディアムです。
温度にすると60℃前後です。心配な方は、お湯を蛍火で静かに沸騰させながらやると多少は良いかと思います。私自身は問題ありませんでしたが、実行実食は自己責任でお願いいたします。
後は盛り付けていく。
山の形にご飯を盛り、お肉を並べ、山頂に卵黄を乗せたら完成。
今日はこれで決まり!!「ローストビーフ丼」。
かなりお手軽においしくローストビーフ丼が作れます。お試しあれ。
ではでは。