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歴史的建造物から学ぶ無垢材の特徴

2019年4月21日(日)

皆様 こんにちは 山口です。

本日は無垢材の特徴に関して更新をしていこうと思います。

先日、長野県の善光寺へ行ってきました。

歴史ある建築物はやはり無垢材でできているなあと感じました。

無垢材の特徴

無垢材の特徴は様々あります。

・年々強度が増していく。

・湿気を吸って膨む。

・湿気を吐き出して縮む。

・反りやねじれが生じる。

・乾燥する過程で表面にひびが入る などなど…。

特に今回は上記の下記2点に関して。

実際にこちらの写真をご覧ください。

立派な本堂の外壁面です。

ご覧の通り木造です。

1,400年以上の日本最古の歴史を誇る善光寺は、1707年に本堂が再建されました。

ざっと312年経っている計算ですね。

よくよく見てみると、樫や欅、檜といった木材が使用されているのがわかります。

もちろん、当時の木材乾燥方法は高温乾燥技術の輸入前なので天然乾燥だと推測されます。

(ちなみに弊社では、天然乾燥に近づけた低温乾燥(40~50℃)を行ったヒノキ材を採用しています。)

そのため、立派な丸太の柱の表面には多くの亀裂が入っています。

写真だと大きなひび割れが目に入りますが

よくよく見てみると細かなひびがたくさん入っています。

木材は伐採されてから乾燥することでひび割れが生じ、

強度が増していきます。

また、こちらの写真を御覧ください。

丸太の柱と横架材とがお互いにねじれあってより強く結合されています。

木材はこのように動くことからより結合部がかみ合い抜けにくくなるなどし、単に材木自体が強度を増すのではなく

建物自体の強度もよくなっていきます。

昔は地域の材料を地元の大工さんが建築に活用するといった住宅文化でしたが、現在の住宅業界は住宅産業です。

いかに効率よく利益の出る材料を使用し数を建築するか。

強度がだんだん上がろうが表面にひび割れが出る=見てくれが悪いから住宅には悪い材だ、と決めつけられているかのようです。

結局、接着剤まみれの集成材などが使用されています。

そんな現状のなか、我々アイジースタイルハウスは地元の林業の方々や材木屋さん、製材業者さんたちと協力し

無垢のヒノキ材を使用し、荒廃していく日本の森・林業を守っていきます。

日本の森・林業を守ることで未来のきれいな空気と水を守っていくことにもなります。

これからの未来を生きていく子供たちのためにも必要なことだと思います。

善光寺のように100年以上たってもどっしりと立派にk前ている家づくり、

そして長く愛される家づくりをこれからも追及していきます。

ではでは。

 

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