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IGの設計基準

2019年4月15日(月)

皆様 こんにちは 山口です。

ニュース等でも報道されておりましたが、熊本震災から早3年。いまだに爪痕を深く残す震災です。

今も元の暮らしに戻れていない方々も多くいらっしゃるかと思います。

早期の復興を願います。

本日はアイジースタイルハウスの設計基準に関して更新をしていこうと思います。

IGの設計基準

弊社IGの設計基準は細かいルールを含めるとたくさんあります。

その中でも代表的な設計基準をご紹介します。

少し退屈な内容ですが、どうかお付き合いくださいね。

それは「主要構造体の直下率100%」です。

直下率とは、簡単に説明すると

2階の柱の下に1階の柱が何本配置されているか、という割合です。

弊社では、主要構造体(なくてはならない柱)の直下率を

100%にしています。

弊社ではこれを「ブロックプラン」と呼んでいます。

でも皆さん、不思議に思うことと思います。

きっとそう。

「柱の下に柱があるのが当たり前でしょ?」

しかしながら、一般的な住宅の直下率は40~60%といったところです。

この直下率が低いとバランスの悪い住宅になるので地震等での

倒壊のリスクが高くなります。

なぜなら地震の揺れ等の力をうまく逃がすことができず、柱や梁に無理な力が加わり、欠損や破損、抜けが生じるからです。

また、不陸事故という床が傾いたりする事故率も直下率が低いとリスクが高くなります。

柱の位置を揃えてあげることで自然と壁の位置も揃い耐震強度が増します。

ちょうど3年前に発生した熊本震災では、耐震耐震等級を取得している住宅ですら直下率が低くて倒壊してしまいました。

そういった実例を踏まえたうえで高い耐震性を担保させるために、プラン設計の段階から構造の安定性を考え、直下率を意識してプランニングをしていきます。

 

IGの地震対策

弊社アイジースタイルハウスでは、このブロックプラン以外にももちろん地震対策をしております。

・ブロックプラン 主要構造体直下率100%

構造から耐震強度を高めます。

・主要構造体 5寸の無垢ヒノキ材(低温乾燥)

15センチ角の5寸ヒノキの柱・梁が建物を支えます。

・ハイブリット工法 木造在来工法×パネル工法

在来工法の柔軟性とパネル工法の強度のいいところどりです。

・全棟構造計算(許容応力度計算)

許容応力度計算を全棟実施し、建築前の段階から安全性の確認をします。

SG工法(地盤改良+減震(免震))

地盤強度測定を行い、地盤が弱ければSG工法による地盤改良工事を行い減震(免震)・液状化対策を施します。

より詳しくしっかりと知りたい!という方は

ぜひこちらから弊社スタジオへご来場のご予約ください。

弊社のスタッフが1つずつしっかりとご説明させていただきます。

ではでは。

構造
耐震・免震
構造
耐震・免震
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