丸太から材木へ
材木はどうやってできるでしょう。
皆様 こんにちは 山口です。
本日は材木のお話。
材木とは、、、。
簡単に言うとお家造りに必要な柱・梁といった材料のことです。
新築の完成見学会や構造見学会の時に当たり前に見る
材木はそもそもどうやって作られているのでしょうか。
まずは丸太の状態です。
山林で伐採した木々の枝を落とし、丸太の状態にします。
直径40㎝ほどの丸太です。
樹齢にすると80年以上です。
この太さの丸太からは梁(横架材)という材木がとることができます。
真ん中に横にドーン!と構えている材木です。
続いてコチラ。
これは何に使われる予定の丸太でしょうか。
正解は、
「柱です。」
加工されるとこうなります。
上半分が桧の105角の柱。
下半分が杉の105角の柱。
24㎝ほどの丸太から10.5㎝をとることができます。
加工風景
実際に丸太を加工する時はどのようにして加工されるでしょうか。
この様な丸太を機械にセットします。
セットしたらカット専門ののこぎりが付いた機械に通していきます。
カットされた木材がコチラ。
これは丸太の外側をカットしたモノです。
少しずつ外側から内側へ、左右上下から調整をしていきながら
欲しい材木を丸太から取り出していきます。
丸太から材木を取るのに、「○を□にするだけ」と思われがちですが
実は、そんな簡単なことではありません。
丸太は育つ場所、環境によって1本1本全く違います。
真ん丸でもないし、枝の数・太さによって節の数・大きさが違います。
日当たりの良い方、悪い方で丸太に見えても、木の表裏があります。
こういった何気ない木からたくさんの情報を読み取り
正しく丸太から材木を取り出さないと品質が著しく悪くなります。
私が生まれたころから段々とIT化が進み、
機械はオートメーション化、管理はシステム化され
手作業で行っていた作業が機械に代わってきました。
しかし、人でなければできないことが、
木の情報を正しく読み取り最適な材木にしてあげる、
そういったことだと思います。
何でもかんでも機械で行う事は簡単ですが、
やはり品質を大事にしたい私たちとしてはこういった
手作業で行う、いわゆるアナログな部分も大事にしていきたいですね。
ではでは。
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おまけコーナー
TOMO’sキッチンのお時間です。
本日のゲストはコチラ!
名古屋店の一級建築士 森です。
先日、お打合せをさせて頂きましたT様よりお土産を頂きました。
ありがとうございました。
温めた方がおいしいとお聞きしたので、
ショールームに帰ってきてからレンチンして頂きました。
(肝心な頂き物の写真を撮るのを忘れましたが…)
本当に美味しかったです。
ありがとうございました。
次回のTOMO’sキッチンは、
同期の武内からスペイン旅行のお土産でもらったワインを
掲載したい思います!
お楽しみに🎵