間取りを考えるの前に大切な事
間取りを考える前に大切な事、それはゾーニング&配棟計画
こんばんは小林です。
公私ともにバタバタしており、久しぶりの投稿となってしまいました、すみません。。。
今日は、設計のお話を少し。
みなさんは、家の設計というと、どんな事を思い描きますか?
キッチンは対面が良いとか、トイレは1、2階とも欲しいとか、階段はリビング階段にしようか、吹抜けを作ろうか?
といった形で、夢は膨らんできますよね?そして、こんな風にして、まずは間取りの事から考え始めてしまいます。
しかし、実は良い設計の手順とは、まず最初にゾーニングから始めます。
ゾーニング??
はじめて聞いた方も多いかと思います。
ゾーニングとは、家の中の機能や用途を考え、空間をゾーンに分け、必要な大きさやゾーンごとの関連性、動線を考えゾーンの位置を決めていきます。
次に、ゾーニングしたものを敷地に合せていきます。これを『配棟計画』を呼びます。
方角、日の当たり、風通し、道路や隣地との距離、目線や音、駐車場スペース、アプローチ、ガーデンスペース、諸々を考慮して、ベストな配棟(配置)計画を立てます。
それが出来たらいよいよ、間取りの詳細に入っていくのです。
先日、完成見学会を開催させて頂きました、緑区O様邸もその一つ。
まずは、家をご家族様の必要な空間をゾーンに分け、そして駐車スペース、ガーデンスペース、アプローチ、周辺環境に合わせて配棟をしました。
結果、生活動線も快適で、かつ明るさや風通しも確りと確保され、心地よく過ごせる家になっております。
2日間の完成見学会では、45組のご来場、そのうち10組のお客様からご相談を頂きました。
ご来場くださった皆様、誠にありがとうございました。
何より、この素敵なお家を建築し、ご協力くださったO様ご家族様に感謝です。
ありがとうございました。
見学会の翌日には、お引渡しをさせて頂きました。
ご夫婦ともに中国のご出身という事もあり、数年経つとはいえ、また奥様が当社の設計アシスタントさんとはいえ、慣れない国での初めての家造りは、不安が沢山あったかと思います。
ご主人様からの、『最強のチームで安心してお任せできました!』の言葉に、メンバー一同喜びと誇りを感じる事ができたと思います。本当にありがとうございました。
これからも末永く、健康に、そして幸せにお暮し頂ける事お祈り申し上げます。