雪と吸音
皆様 こんにちは 山口です。
降りましたね!雪!
歩道は真っ白、道路はカチコチ。
岐阜にいたころは当たり前の光景でしたが
名古屋に来ると年に1~2回しか見ることができない光景です。
雪が降る事自体は良いですが、
車の事故や歩道で転んだりと危険も潜んでいるので
皆様もお気を付けくださいね!
さて本題へ。
雪が降り積もる日は、世界が静かになったような
そんな気がしませんか??
というのも、雪自体が吸音性という特徴を持っているからです。
雪の結晶の形をみなさんイメージできるでしょうか。
(出典:urabandai-kougen.com)
こんな形の六角形や八角形の形をしていますよね。
こんな形の2~3mmの雪の結晶が集まって雪になります。
この雪の結晶同士の隙間で音が乱反射することで
音=空気の振動が吸収されるので、
雪が降った日には世界が静かになったように感じるわけですね。
同様の原理を取り入れているのが
学校の体育館や音楽室にある穴のたくさんあいた壁ですね。
音=空気の振動なので、振動を軽減させてあげたり
吸収することで音は小さくなります。
身近なところですと洗濯機がそうですよね。
洗濯機はゴウンゴウンとやかましかったのが、
振動を吸収するゴムが内蔵されるようになってから
非常に静かになりました。
ちなみに、弊社の住宅も同様に防音効果が備わっています。
それがコチラ!
「セルロースファイバー」です。
セルロースファイバーの原材料は
アメリカの新聞紙の再生紙です。
新聞紙を粉々に砕いているので、
上の写真のようになっているわけです。
もともと新聞紙は木質系繊維です。
繊維と繊維の隙間で音の空気の振動を吸収します。
35坪程度の家に1.5トン、セルロースファイバーを
壁の中に吹き込み高密度に充填することにより、
音を伝える役割を果たす空気が少なくなるので、
さらに騒音を少なくすることができるので、
この密度が防音効果をもたらしてくれます。
実際にお家の中でピアノを弾いていたり
ドラムをたたかれるオーナー様のお話を聴いていると
「周りから苦情を言われて事がない」といいます。
今、賃貸アパート等に住んでいらっしゃる方の
悩みの1つ。
「周囲の音が気になる、周りを気にして静かにするのがストレス」
という項目があります。
使用する断熱材一つで、くらしが変わります。
断熱性能を高め、かつ周囲の音を気にせず生活ができます。
ではでは。