家を建てる為に知っておいてほしい事⑩
こんにちは。杉山です。
コチラのブログでも報告がありましたが、
昨日は、真夏のオーナー様内覧会を開催
O様。お休みの中、1日お付き合い頂き大変ありがとうございました。
気温は30℃ 湿度80%の中
家の中では、エアコンを付けて頂き、室温28℃ 湿度60%を推移していました。
湿気がなくカラッとした室内は本当に快適でした。
さて、今日は、「長持ち」に焦点をあてます。
家を建てる為に知っておいてほしい事。
それは、車同様、家もメンテナンスが必要であるという事。
しかし、昔から建っている建物の中には
メンテナンスがかからず、変わらぬ佇まいを維持している物も。
それは何故か?
「日本の気候風土に適した材料を選定しているから」です。
日本の住宅は、自然の材料で造られていました。
例えば、白川郷の合掌造
※白川村役場HPより抜粋
屋根は茅葺
外壁や窓は木材を利用しています。
その他、昔ながらの建築物は
木(構造材)
土(土壁)
漆喰(石膏)
草(畳)
紙(障子、襖)など
自然素材で出来ています。
現在、一般的な建築物は
セメント(スレート屋根や外壁)
ビニール(フローリング、クロス、畳、ドア)
ガラス(断熱材)
で造られています。
新築時には綺麗な外壁も
新築時にはピカピカなフローリングも
ドアもクロスも
10年経過するとボロボロになってしまう事が現実です。
これを経年劣化と言います。
外部は雨風と紫外線によって劣化し
断熱は壁内結露
室内は湿気によって接着剤が剥がれてしまいます。
一般的な日本の建物寿命は28年~30年と言われています。
高温多湿の気候に合わせ
呼吸する素材、それが自然素材です。
外部は、
レンガ、石(ライムストーン)、木材で造り
雨風、紫外線から建物を守ります。
内部も
木(構造材、フローリング)
紙(障子、襖)
漆喰(石膏)
を使い湿気をコントロールしています。
自然に逆らわず
自然と調和する家こそ
永く安心して暮らせる家へとなるのです。
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