土地の見方① 建替えVer.
皆様 こんにちは こんばんは
山口です。
最近は、天候の変化が激しいですが
皆様、体調は崩されていませんか?
特に雨あがりのじめじめしているときに
日が照ると、熱中症になりやすいので、
お気を付けくださいね。
本日は、Secretイベントという事で
実際に住んでいらっしゃるお客様のお家の
内覧会を開催させて頂きました。
O様、誠にありがとうございます。
さて、先日は、お打合せをさせて頂いているM様の
建築予定地の調査に行ってきました。
築60年以上になる建物を解体し、
新しく2世帯住居を新築予定という予定です。
でも、どのように解体をしていくか、
建替える時は、どこに建物の配置を持ってこようか。
悩むことはたくさんあります。
と、いう事でまずは現地をしっかりと
プロの目線で確認をして、最善の計画を練っていきます。
今回の現地は、旗竿地という
道路と接しているところが細長くなっている土地です。
一番狭いところで約2m10㎝。
大きな車でいくと、2t車がぎりぎり入れるかどうか
という幅です。
その為、工事を安全かつ円滑に行っていくために、
通常の工期よりも少し長く工期を設定していく必要があります。
続いてコチラ。
雨水や生活排水を流す側溝と言われるものです。
下水道が通っていない地域や築年数が50年以上経っている
建物は、上記の写真のような状況がよく見られます。
建物の基礎の周りに「犬走」があります。
コンクリートを建物の周りに打ったものを犬走といいます。
今回は、犬走と側溝がくっついた状態になっています。
するとどういう事が起こり得るのか。
解体をする際に、基礎にくっついて
側溝まで外れてしまう可能性があるという事です。
側溝が壊れてしまっては、流さないといけないものが
流せないので、修復します。
そこに費用が別途発生してきます。
もちろん、そうならないように最善の方法を
選択していくために、私や現場監督、職人さんと一緒に見ます。
そのほかにも、周辺環境を見て、解体時に飛散防止の
ネットがしっかりと張れるのか。
電線や水道配管はどのように通っているのか。
現状を事細かく見ていきます。
そして、建てられる地域ごとによって
受けられる補助金体制があったりもするので、
その点もしっかりと調査をしていきます。
土地を探してから建築する場合よりも
難易度が高くなりがちな建て替え工事なので、
しっかりとプロに見てもらいましょう。
ではでは。