家を建てる為に知っておいてほしい事
こんにちは。杉山です。
内閣府の調査によりますと
2歳児の子供がスマホなどのインターネット利用率が37%になった
というデータがでました。
※内閣府 「低年齢層の子供のインターネット利用環境実態調査(概要)」より
1日平均65分利用ともいわれています。
動画再生や、ゲームなど、目的は育児、知育。
子供も泣きやむし、手軽で簡単。
便利な世の中になりました。
しかし、恐ろしいのは電磁波。
詳しくは、昨日行われた電磁波セミナーをご覧ください。
ちなみに
アメリカだけではなく、ドイツ、フランス、イギリス、
ベルギー(ロシア、イスラエル)などの
欧米諸国では子供に対しての使用制限があり
妊婦に対して使用注意勧告を出したりと対策されているのです。
ようやく日本でも「やりすぎには注意」という言葉が出てくるようになりました。
知らないという事は幸せなようで不幸せです。
さて今日は
「知ってると得する!」という幸せ情報も大切ですが
「知らなくてはいけない事実」がある事も大切です。
日本で住宅を建築する以上、
①高温多湿の気候と共存する事
②虫と共存する事
が避けられない事実です。
高温多湿、つまり湿度に対するマイナス減少を知っておきましょう。
水(雨漏り、水漏れ、湿気)は木造住宅の天敵です。
特に湿気は水蒸気で見えないし、木造住宅をダメにしてしまう・・・
なんて、あまり意識していないと思います。
夏は湿気でジメジメして、冬場の窓ガラスの結露。
これらは、室内だけでなく、壁の中(構造躯体内)で起こります
上記写真参照。
これは湿気によりカビが発生し、ダニが生息している状況です。
柱などの構造躯体も腐りつつあり、地震が来たら倒壊する可能性が
高い。末期症状です。
身体で例えると、手術で身体を切り開いたら、末期ガンが見つかっているような
状況です。
たかが湿気、たかが水なのですが、何年、何十年と住まう家には
この湿気と上手く付き合っていく必要があり
湿気をコントロールするような材料、工法で
家造りが必要となってきます。
セルロースファイバーです。
壁の中を調湿させ、
湿気を吸っては吐き、吸っては吐き
湿気コントロールします。
※セルロースファイバーの透湿実験の結果表
透湿抵抗値 数値が低ければ低い程、湿気を通す
セルロースファイバーの透湿抵抗値 0.76㎡/g
グラスウール 1.25㎡/g
構造用合板(接着剤入り)10.3㎡/g
昔ながらの住宅では
「土壁」といった材料と同じです。
湿気をコントロールする事で、
日本の気候に馴染み、一生付き合っていく事ができます。
知っておくべき事を知って家造りを楽しみましょう!