見えないところこそ誠実に
こんばんは小林です。
先日地鎮祭を終えた、西尾市のT様の現場へ行ってきました。
相変わらず素敵な環境で、海と山、鳥の鳴き声や青々とした木々に心が癒されます。
私ももう1回、『終の棲み処』建築を目論んでおりますが、イメージにピッタリです。
やっぱりT様、羨ましいです(笑)
さて、現場に行った目的は、リフレッシュではなく、工事の進捗状況の確認です。
T様自ら施工して頂いている、擁壁工事はどんな具合かな?と
2m近い擁壁は圧巻。
一般住宅では頻繁にお目にかかりませんので感動しました。
我々の基礎の基準と同じく、コーナーハンチがしっかりと造られていました。
特に基礎の角に当たる部分に強い付加がかかるため、コーナー部を斜めに切って三角(コーナーハンチ)をつくり、基礎の剛性を高め、家の耐震性を向上させています。
些細な事のかもしれませんが、家が出来ると見えなくなる部分ってとても重要な要素が隠れています。
他にも、当社が耐力面材としている『モイスTM』
日本の風土に耐えうる為に、構造のみならず断熱・調湿・防火・防蟻性・省エネ性などを考慮した画期的な新素材「モイス TM」を採用しています。
1つ目のメリットは優れた不燃性です。
主成分はセラミックで、無機材料でできていますので、煙や有毒ガスの発生もなく、安心です。
こちらの写真にある通り、バーナーによる加熱実験の結果からも、モイスTMの高い不燃性がお分かりいただけます。
火災に耐えるということは、住宅において家族の安全を守るための必須条件です。
勿論、建築基準法に基づく法定不燃材料の認定を取得しています。
2つ目のメリットは、優れた調湿性です。
雨が多く高温多湿な夏、逆に乾燥し結露に悩む冬、日本の建物を守るには湿気のコントロールが欠かせません。
「モイス TM」は消石灰・珪砂・バーミキュライトなどの天然素材からできているため、優れた調湿効果を持っています。
その効果で壁内結露を防ぎ、カビの発生や木材の腐食を防ぎ、健康で耐久性のある住宅を実現します。
3つ目は、省エネ効果です。
「モイス TM」は気密材として認められている合板やせっこうボードより100〜1,000倍もの高い気密性があります。
冬場の冷気や夏の熱気の侵入を抑え、建物の壁の断熱性能を更に向上させ、省エネ効果を生んでいます。
その他に、モイスは1枚で石膏ボード2枚分と同等の遮音性能や無機質でアルカリ性の為、カビの繁殖を抑制する事ができます。
調湿効果がありモイス自体に結露が生じる可能性がありません。
更に、「モイス TM」は消石灰・珪砂・バーミキュライトなどの天然素材からできているだけでなく、製造過程でも接着剤などの有機材料は使用していません。
結果、有害物質を含んでおらず、シックハウス規制対象外の建材です。
また、肥料としても使用できるほど安全の為、地球環境と体に優しい素材となります。
このように、『モイスTM』は地震や火災に強く安全性が高いだけでなく、建物の寿命を延ばし、省エネで快適、かつ地球や体に優しい、安心な暮らしを実現します。
名古屋研修も残すところ、あと2週間の手島さん。
現場にて、モイスに釘づけ!!
その真剣なまなざしは、モイスにゾッコンか?(笑)
何やら杉山主任の指示の元、初の作業、DIY女子の誕生です。
いい笑顔です!
最期までやり切った手島さん、とても嬉しそうです。
自らの手で物を作る喜びを味わえて何より。
完成したものは、ある方への〇レ〇〇ト。
続きは、6月中旬のブログにて。
お楽しみに~。