名古屋
プロデューサーブログ

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耐震性を確認する

2017年5月20日(土)

お元気ですか、走るトップエイジブロガーが

お送りする、サタデーナイトブログ「建築夜

話」の時間です。

 

今月は計46km走りました。順調です。(^^)

 

さて、今回は山口くんの耐震シリーズに絡め

てお送りします。

 

こちら、我が家の屋根裏。今年で築46年。

IMG_1857

2年前、自社でリフォームするに当たり調査

した時のものですが、何か違和感を感じませ

んか?(あ、断熱材が全く無いことではあり

ませんヨ。リフォームの際に入れました。)

 

そうなんです!

こう言う ↓ ことなんです。

IMG_1857a

写真に記載の通り、室内から見ると間仕切壁

があるので、当然天井裏のその上部は「梁」

があって、その壁を支えていると思ってしま

いますが・・・実は、ナイ!

 

今の新築では考えられませんが、30年以上

前の家造りでは、結構見ます。

先日調査させて頂いた築30年のお宅も同じ

でした。

 

木造在来(軸組)工法と呼ばれる、日本の

伝統構法の耐震性は、自重や雪など垂直荷

重に耐える柱と地震などの水平荷重に抵抗

する梁と言う、「軸組の複雑な絡み合い」

によって実現されるものですが、耐震性を

確保する重要な材料の一種である梁が無い!

と言う家造りが、つい二、三十年前まで普

通に行なわれていたのです。

 

ここの梁が一本無いからと言って、即、耐

震性の無い建物になる訳ではありませんが

例えば、耐震補強工事を考えて事前に診断

する際、屋根裏を隅々まで見なければ見落

としてしまう可能性があります。もし、こ

こに梁があるものとして診断してしまうと

耐震補強計画も意味の無いものになってし

まう危険があります。

 

当社の新築の様に、行政の他、第三者機関

による検査はもちろんの事、法的には義務

では無い構造計算までした上で建てる

住宅であれば、本当に安心できますね。

 

でも、もし今のお家を大切に住み続けたい!

とお考えの方がいらっしゃれば、それはと

ても素敵なことだと思います。

大切な我が家で長く安心して暮らしたいと

お考えの方は、ぜひ当社に耐震診断をご依

頼ください。

 

ただ綺麗にするだけでなく、建物の内側から

住まい手を守る為の骨組みをしっかりと調査

し、必要な補強方法を確実にご提案します。

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