耐震性を考える②
皆様 こんにちは
本日でGWも最終日となりました。
皆様は今年のGWを以下がお過ごしでしたか??
私は、久しぶりに実家に帰り親とのんびり過ごしてきました。
小さいころによく行っていたスーパーに買い物に行ったところ
この様なものを見つけました。
私がまだ小学校に入学するよりも前から有る気がします。
最近ではこういったゲームも無くなりつつありますね。
そんなことはさておき、前回に続いて「耐震性を考える」の第2弾。
前回は、弊社のパネル工法に関してご紹介をいたしました。
今回はコチラ。
一番の役割としては、外の熱を家の中に伝え無い為の
断熱の役割を担っているものです。
そもそもネオポールとは。。。
ドイツ生まれのカーボン配合ビーズを原料としたEPSボード「ネオポール」。
カーボンを配合することにより、従来のEPSボードにはない
外部の熱線(熱を運ぶ赤外線)を反射する性能が加わり、
断熱性能が30%も高くなった、他に類を見ない外断熱材です。
また、雨水は通さず、空気は通す特殊な素材
「ビース法ポリエスチレンフォーム保温板4号」を使用しています。
製造時にフロンが発生しないエコ商品です。
簡単に言うと、熱を遮断し、湿気を逃がしてあげられる発泡スチロールの一種、
という所でしょうか。
では、この断熱材が耐震性とどんな関係性があるのか。
それは、「外壁」という見方です。
実は、このネオポールという断熱材は、
外壁の下地としても使うことができるんです。
このネオポールの上に、外壁の塗り壁「セレクトリフレックス」を
仕上げていきます。
一般的な住宅で一番多く採用されているのが
「サイディング」という素材です。
セメントを板状に固めたモノに撥水性塗料を表面に加工した
外壁の材料です。
簡単に生産が可能で、大量に安く作ることが可能なので、
8割以上の住宅ではこのサイディングが使われています。
このサイディングとネオポール、何が違うのか。。。
「重さ」です。
サイディングを一般的な住宅1棟の外壁(約200㎡)に使用した場合、
どれくらいの重さになるのか。
1㎥あたり20kg前後。よって、3,500㎏~4,000㎏にもなります。
非常に重たいのがお分かりいただけると思います。
これだけの重さが住宅にかかっていると、
実際に地震が起きるとどうなるか。
サイディングを支える胴縁という木材から剥がれ落ちていきます。
また、サイディング自体、非常に硬い材料である為、
耐えられる以上の力が加わると、必ず割れます。
それに対して、ネオポールはどれくらいの重さになるのか。
200㎡に対して、約200㎏。
外壁の塗り壁を足しても800~900㎏です。
これだけ外壁の重さだけで差があるんです。
地震が起きた時、重さが重いものよりも軽いものの方が
有利と言われています。
つまり、住宅自体の重さが地震の揺れに対する倒壊に大きく影響するのです。
断熱は断熱、耐震は耐震と完全に分けて考えるのではなく、
どちらも一手に担う事が出来るネオポールはさすがです!
住宅の工事方法は非常に多くあり、基礎や構造、
使用する建材などなにか1つだけをハイスペックにすればよい、
というわけではありません。
家全体のバランスが重要です。
安心・安全性をしっかりと見極めて選択していくことが非常に重要です。
次回は、耐震性を考える③です。
お楽しみに。
※おまけコーナー
TOMO’sキッチン
GW中に作った料理を数点。
トマトクリームパスタとカプレーゼ。
スペアリブとオムレツの失敗作。
オムレツの失敗原因は、フライパンの温度を高くしすぎたために
くっついて剥がれなかった事ですね。
何気に初めてスペアリブを作りました。
醤油とにんにく、そしてコーラに3時間ほど浸して
味をしみこませた後、そのまま汁気が無くなるまで焼く。
それだけです。
簡単かつおいしいので、良かったら作ってみてくださいね。
ではでは。