一歩ずつ確実に
こんばんは。
走るトップエイジナビゲーター 池田がお送りする、サタデーナイトブログ マイホーム夜話(タイトル違ってる!?(笑))の時間です。
本日は、名古屋市内でご新築予定のA様より、プラン作成申込のご契約をいただきました。
11月に初めてお会いしてから5ヶ月と言う期間を要したのですが、それには理由がありまして・・・。
建築予定地は奥様のおばあちゃん名義の土地。
実は、別の方との共有名義だったので、まず、その方との売買交渉が必要でした。しかも、その土地には隣地に建つ奥様のお母様の住居が一部かかっており、住宅ローンを借りる際の事を考え、土地を別々の番地に分ける(分筆と言います)ことにもしました。
まずは共有名義の方の所在を、土地の登記簿で確認。その後、お手紙を書いてお返事を待つことに。
その間、土地家屋調査士や司法書士の方々に相談しながら、分筆時期の検討や費用を調査。
そうしている内に、共有名義者からご連絡を頂く事ができ、今度は実際にお会いして土地売買のご相談をさせて頂きました。
事前準備をしっかりしていた事もあり、売買のお話しはスムーズに受け入れて頂け、本当にありがたい事でした。
・・・と、文章にすると順調に進んだ様に見えますが、実際には、人探しや権利関係の洗い出し、各手続きや交渉などの順番とタイミングを全て事前に確認した上での事で、その準備や調査は、私たち建築会社もお施主様や親御様にもかなり大変でした。
それでも、誰もあきらめずに粘り強く対応してきた結果、土地の購入ができる事となり、本日のお申込みとなりました。
間口が6mに満たないいわゆる狭小間口の土地ですが、奥様のお母様のお隣で暮らす事で、お母様を少しでも安心させてあげたいと言う奥様と、その思いを叶えてあげたいと願うご主人様の強い想いが、ややこしい土地の問題をすべてクリアにしてくれたのだと思います。
ここまでの道のりに時間を要しましたが、その分お家のお打合せを進めることもでき、コンパクトながら快適で暮らしやすい夢のマイホームがここまで↓できています。