動線の考え方
みなさんこんばんは小林です。
本日はプランニングお打合せに同席させて頂きました。
F様、お打合せ誠にありがとうございました。
プロジェクターを使用し、大きな画面でご覧いただく事でよりイメージして頂く事ができたかと思います。
我々アイジースタイルハウスは、以前よりご紹介していますように、『設計コンセプト(設計基準)』を設けてみなさまにプランニング提案をしております。
この『設計コンセプト』なるものを、1時間ほど掛けてご説明しておりますが、注文住宅では特に重要になってきます。
とあるアンケート調査の結果によると、
『設計者にイメージや想いが上手く伝わらず、苦労した、不満が残った・・・』
が、建築会社に対する不満の第2位でした。
実は、我々も以前は、『なんとかお客様の要望を叶える事』をに行ってきました。
勿論、プロとしての提案はするものの、注文住宅だからと我々の提案は取り下げて、お客様の意見を優先してきた事もしばしばありました。
しかし、その結果が招いた事は、
『やっぱりアイジーさんに提案してもらったようにすればよかった・・・、何でもっと強く言ってくれなかったのですか・・・』
という不満のお声でした。。。
これでは、何の為の家造りか分からん!と言う事で、数年前から『設計コンセプト』を明確にしてきました。
また、いくら高性能の躯体や素材でも、それを活かす設計がなされなければ、真に快適な暮らしは実現しません。
この方程式を大切にしています。
今日はこの中でも、『動線』に絞ってお伝えします。
特に、重要視しているのは『回遊動線』という考え方です。
回遊動線を計画していくと、上記の図の様に、当然行き止まりが少なくなります。
これにより、家の中での移動に重複動作がなくなり、最短距離で移動できます。
特に家事や育児をする奥様にとって、『時間』ほど大切なものはありませんよね?
また、行き止まりも少なくなるので、風の流れも良くなります、そして、採光の家の中心まで届きやすく、自然エネルギーを有効活用できます。
風通し、日の当たりが良くなれば、室内の空気も湿気もコントロールしやすく、家と体に優しいです。
そして、自然エネルギーを利用しますので、多くの機械に頼らず、健康的かつ経済的です。
更に、人は行き止まりが多いと、精神的にもストレスを感じやすくなるものです。
『迷路の中に毎日住んでいたら?』と想像してみてください。
大袈裟に言いましたが、想像しただけでストレスを感じるのは間違いないでしょう。
動線の考え方ひとつでも、快適な暮らし、だけでなく、人の体、家の寿命、そして精神的な安心、経済的メリットなど大きく結果が違ってきます。
この『設計コンセプト』を是非聞いてみたい!という方は、お気軽にご連絡ください。
また、2月18、19日の2日間は、ご予約制の完成見学会がございます。
こちらのお宅でも、『設計コンセプト』を実際に体感体験して頂けます。
是非、お早めにご予約くださいませ。