名古屋
プロデューサーブログ

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実験データ

2015年7月23日(木)

こんにちは。杉山です。

 

さて、今日は

ホームページにも掲載されているO様宅

O様いつもご協力下さりありがとうございます。

 

目的はご自宅を見学させて頂く事はもちろんの事

楽器を使った場合の音の漏れがないかどうか?の

確認を体験してきました。

 

測定器を用いて

デシベル数を図りました。

トランペットより小さいコルネットという楽器を演奏して頂き

私は1.8m以内の距離で測定!

↓↓↓

騒音実験①.jpg

結果としては100デシベル。

100デシベルの騒音値の基準目安は↓↓

騒音実験4.jpg

 

聴覚機能に異常をきたすレベルだそうです。

 

 

外部はというと・・・

演奏者様から 3.6m離れた庭で測定

騒音実験2.jpg

外での測定値は50デシベル

騒音実験5.jpg

普通(大きく聞こえるレベル) 家庭用クーラーの室外機並

 

私、個人的には、「楽器を演奏しているな~」と分かるレベルで、

お隣さんが窓を開けていると十分聞こえる。夜間演奏は控えた方が良いでしょう。

音の聞こえ方には個人差があります。

 数値が低い=大丈夫ではありません。

 

最後に、お隣さんの境界から測定

演奏者様から5.4m離れて測定

(室内は 内壁1枚と外壁1枚の障壁あり)

騒音実験3.jpg

なんと約40デシベル

 

騒音実験6.jpg

「閑静な住宅地の昼」 というレベルでした。

個人的には音は聞こえるが、うるさいと感じる程ではありませんでした。

1人の演奏であり、2人以上で演奏する数値も変化します。

※音には個人差があります。

 低い数値=大丈夫ではありません。

 

今回、音が和らいだ理由は壁の中に使用しているセルロースファイバーという断熱材(木質繊維の断熱材)の効果です。

O様のような床面積35坪ほどのお宅で約1.5tものセルロースファイバーを充填していきます。

 

①高密度に充填することにより、音を伝える役割を果たす

「空気」が少なくなります

 ※音は空気の震動により伝わる。

 

②音を吸収するたくさんの小さい穴(多孔性)があり、繊維同士が絡み合う事

により厚い空気層を保し吸音効果を高めます。

 

セルロースファイバーはアメリカで空港周辺の防音材として利用されています。

測定器を用いて実験する事で、セルロースファイバーの防音性を数値化する事はできましたが

やはり楽器を演奏する以上はご近所への配慮(事前に相談)

して頂く事はお勧めします。

 

そんなセルロースファイバーの施工実演を行います。

7.26_新築構造見学会@名古屋DM-thumb-500x353-71664.jpg

要予約制

11:00~16:00まで

 

セルロースファイバー吹込みは

11:00~ 13:00~ 15:00~

計3回行います。

お楽しみに~

 

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