実験データ
こんにちは。杉山です。
さて、今日は
ホームページにも掲載されているO様宅へ
O様いつもご協力下さりありがとうございます。
目的はご自宅を見学させて頂く事はもちろんの事
楽器を使った場合の音の漏れがないかどうか?の
確認を体験してきました。
測定器を用いて
デシベル数を図りました。
トランペットより小さいコルネットという楽器を演奏して頂き
私は1.8m以内の距離で測定!
↓↓↓
結果としては100デシベル。
100デシベルの騒音値の基準目安は↓↓
聴覚機能に異常をきたすレベルだそうです。
外部はというと・・・
演奏者様から 3.6m離れた庭で測定
外での測定値は50デシベル
普通(大きく聞こえるレベル) 家庭用クーラーの室外機並
私、個人的には、「楽器を演奏しているな~」と分かるレベルで、
お隣さんが窓を開けていると十分聞こえる。夜間演奏は控えた方が良いでしょう。
※音の聞こえ方には個人差があります。
数値が低い=大丈夫ではありません。
最後に、お隣さんの境界から測定
演奏者様から5.4m離れて測定
(室内は 内壁1枚と外壁1枚の障壁あり)
なんと約40デシベル
「閑静な住宅地の昼」 というレベルでした。
個人的には音は聞こえるが、うるさいと感じる程ではありませんでした。
1人の演奏であり、2人以上で演奏する数値も変化します。
※音には個人差があります。
低い数値=大丈夫ではありません。
今回、音が和らいだ理由は壁の中に使用しているセルロースファイバーという断熱材(木質繊維の断熱材)の効果です。
O様のような床面積35坪ほどのお宅で約1.5tものセルロースファイバーを充填していきます。
①高密度に充填することにより、音を伝える役割を果たす
「空気」が少なくなります
※音は空気の震動により伝わる。
②音を吸収するたくさんの小さい穴(多孔性)があり、繊維同士が絡み合う事
により厚い空気層を保し吸音効果を高めます。
セルロースファイバーはアメリカで空港周辺の防音材として利用されています。
測定器を用いて実験する事で、セルロースファイバーの防音性を数値化する事はできましたが
やはり楽器を演奏する以上はご近所への配慮(事前に相談)
して頂く事はお勧めします。
そんなセルロースファイバーの施工実演を行います。
要予約制
11:00~16:00まで
セルロースファイバー吹込みは
11:00~ 13:00~ 15:00~
計3回行います。
お楽しみに~