安心のとことん調査
こんにちは。
池田です。
本日は、リフォーム担当の高橋さんに私の引越し先の建物の調査をしてもら
いました。
引越し先の建物は少しリフォームを考えているのですが、築42年とかなり
の年数が経っており、そもそも構造物として大丈夫なのかどうか?が心配で
建物の調査歴28年を誇る高橋さんにお願いしたのです。
まずは実際の建物の間取りを確認して行くところから開始。
いきなり、設計図とは違う施工になっている箇所の指摘がありました。
例えば、
・筋交い(耐震の為に設置する材料)があるはずの所にサッシが入っている。
・トイレ狭くして外部への出入口が設置されている。
など。
中でも驚いたのは、この家に入った誰もが気づかなかったわずかな建物の
傾きを即指摘された事ですね。
高橋さんはこの部分 ↓ に立つや、「床、傾いてますね。」と一言。
「え”!?」と思った私は、早速息子が遊び残したエアガンのタマ(笑)を
置いてみると・・・
クリック → 床の傾き.asf
ご覧の通り、タマは高橋さんの指摘した方向へコロコロと転がって行きました。
ココ、調査の最後に、レーザーで計測してもらったら約2cm強の傾きでした。
高橋さんの人間平行センサーの感度に感動!(なんちゃって)
間取りの確認が終わると、今度は可能な限り構造材を直に確認する為、建物
調査時の戦闘服となるIGカラーの青いツナギに着替え、屋根裏の調査へ。
天井点検口から屋根裏に潜ろうとする高橋さん。
「タカハシ、行きまーす!」・・・とは、言いませんでした。
そこでは、設計図には描いてある梁(構造上とっても重要な部材!)が一本
丸っと入って無いと言う驚愕の真実が!!!
その後、一階の床下点検口から狭くて暗~い迷路の様な床下の点検をして
くれました。
多くの建物診断(点検)にありがちな、点検口から頭だけをつっこみ、ライト
でクルッと照らして見るだけの恐ろしく適当な調査とは全く違う、身体を張っ
た調査を目の当たりにし、直に目視して調査してくれる事の確かさを実感で
き、本当に安心することができました。
さて、何だかんだで家一軒の調査は2時間くらいかかります。
しかし、調査するだけでは無いのがアイジーコンサルティング。
撮影した写真をテレビにつなげて見せながら現在の建物の状況を解説してく
れるので、それはそれは分かりやすく、十分に納得することができました。
ちなみに、先ほどの梁が入っていないと言う事実意外にも、筋交いが効いて
いない、ボルトが入れてあるが裏から留められていない、ねずみの糞・・・
などなど、こいつはなかなか手ごわい建物かも知れない。と引きつり笑いを
しながら聞いていた池田です。
今回、やんごとなき流れによりこの家に住むこととなり、築年数を考えて
のリフォーム計画でしたが、この様に建物の調査によって事実を把握でき
た事は、どの様なリフォームをするかの大きな検討材料になりました。
さて、今回思わず自分の会社が普段ご提供しているサービスを自ら経験す
る事で、客観的にどんな気持ちになるのかを知ることができて本当に良かっ
たと思います。
アイジースタイルハウスでは、この様な点検スキルの高い人材がたくさん
おり、新築後のお付き合いも安心して頂けます。
しかし、それ以前に、健康、安全、長持ちする為の家造りをしております。
その事実をご自身の目で確かめて頂けるイベントが来週の日曜日(26日)
に開催されます。