縁の下の力持ち
2015年7月2日(木)
こんばんは。
梅雨らしいのか? 蒸し暑くなってきました。
夜は涼しくて助かってますが、
これから寝苦しい夜が来ると思うと、嫌で仕方ありません。
杉山です。
さて今日は、家の基本 「基礎」について
基礎は昔から存在するもので、時代によって大きく変化してきています。
布基礎(上):お寺や神社などで見られる工法
布基礎(左):Tの字を逆にしたコンクリートで連続して繋げられた基礎
※昔は布基礎がポピュラーでした。
ベタ基礎(右):底面一面が鉄筋コンクリートになっている基礎
つまりこんな感じ
布基礎(上):建物荷重を柱や壁の直下で帯状に地盤に伝える
ベタ基礎(下):家全体の面積で荷重を分散させ建物を支える
アイジースタイルハウスの場合は
鉄筋を二重にするダブル配筋です。
こんな感じで、セメントを流し込んで、平らにならして完成。
シングル配筋
力が加わると、鉄筋が曲がり、コンクリートが割れる。
ダブル配筋
上からの力、下からの力が加わってもダブルの鉄筋で支えてくれる事で
基礎にヒビが入る事がありません。
ガソリンスタンドや消防署など、強い建物には
ダブル配筋のベタ基礎が採用されています。
「縁の下の力持ち」とは正にこの事。
見えない所でしっかり仕事してくれているんです。
この「縁の下の力持ち」は元々は建築から出来た言葉なんです!
見えない場所を自分の目で確かめる事必要ですね!
リフォームの構造現場見学会
完成してしまうと見えない骨組が確認できます。
現場では大工さんの作業やセルロースファイバー吹込みが体験できます!