準防火地域と言う制限
梅雨の季節か~・・・なんて思っていたら、なんと沖縄では3日前も前に
梅雨明けだそうで、ビックリしている池田です。
さて、本日は名古屋市中区にてマイホーム新築をご計画中のN様とのお打
ち合わせ。
諸条件を考慮し、これまで月に1回程度のお打合せでゆっくりながらも
法的な制限に注意しながら慎重に進めてきました。
法的な制限とは、例えば今回の名古屋市中区と言う場所はかなり都市化
の進んだ地域であることもあり、火災防止の措置を規定する制限がかけら
れていたりします。
それが防火のための地域区分と言うものです。
具体的には
①防火地域
②準防火地域
③22条地域
の3つです。
そして、今回は②の準防火地域が該当しています。
防火地域では法的には木造での建築も可能な内容ですが、現実離れして
いて、実際にはほぼ建築は無理。
しかし、その次に厳しい防火規定である②の準防火地域では様々な規定へ
の対応が求められるものの木造でもぐっと建てやすくなります。
準防火地域での木造住宅の建築規定
(財)日本住宅・木材技術センターホームページより
http://www.howtec.or.jp/kokomademokuzai/fireproof/2-1j.html
普段何気なく過ごしている我が街が、建築的にどんな規制がかかっているか
を知っておくと良いですね。
いざ、そこで新築あるいは建替え様としたら、理想の材料や工法ではできな
かった。なんて事になっては悲しいですからね。
例えば、名古屋市などいくつかの行政機関では、ホームページから簡単に
そう言った規制を調べられる様になっています。
インターネット時代以前である20年ほど前までは、いちいち市役所に足を
運んで窓口で調べたものですが、これだけでも数時間の節約ができるので
世の中便利になったなぁ。としみじみ感じています。
とは言っても、法規制には様々な種類が関係するので、そこはやはりプロ
の力をぜひ借りてくださいね。
住宅の新築やリフォームのご計画をお考えで、どの様な条件や制限が必要
なのかしっかり把握することも、計画成功のための大切な行動です。
アイジースタイルハウス名古屋店では、いつでも皆さまからのお問い合わせ
をお待ちしております。(場所はこちら)