名古屋
プロデューサーブログ

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2015年4月9日(木)

ニュースで見ました。

桜と雪のコントラストを!

4月に雪は5年ぶりだそうですが、桜に雪が積もるのは何十年ぶりの事のようです。

写真はありませんが、すごくキレイでした。

こんばんは。 春生まれの杉山です。

 

さて、今日は久しぶりのお城シリーズ

岐阜県は「墨俣一夜城」

コチラも桜が満開

一夜城.jpg

一夜城と言えば、その文字の通り  秀吉(当時は藤吉郎) が一晩で建てたお城です。

信長が 美濃攻めの為に築いた城であり

堀と土塁と板塀くらいのもので石垣や天守閣は存在せず、城と呼べるほどではなかったとか。

 

ところで

一晩で建築できるのか?という事ですが・・・・

 

秀吉(藤吉郎)はあらかじめ密かに城地を造成し、長良川の上流で木組みを整えた大量の木材を川から流し、

墨俣で揚げ、組み立てる事で、見事に一夜にして城が完成したという事なんです。
①川を使って木材を流す

一夜城222.jpg

こんなイメージでしょうか???

 

木材は雨に濡れても、川で水を吸収しても、乾いてしまえば腐りはしません。

実際にイタリアのヴェネツィアでは、底に無数の木材が施されており、1400年以上経過しても

腐らず、建物も維持されています。

一夜城275.jpg

実は新婚旅行はイタリア行ったんです!!

よって、木材は水中では腐らない!という事が分かります。

 

さらに

②予め加工しておいた木材を使用するという事。

これは現在の建築のプレカット(あらかじめ切断しておく)と同じ方法です。

 

という事は秀吉は日本で初めてのプレカットによる建築を遂行したといえます。

一夜城4444.jpg

プレカットの材料

 

上棟2え.jpg

こんな感じで我が城が完成していくんですね!

 

木材は流せばいい! 最初からカットしておけばいい!

という秀吉の考えは今の建築にも役立っている事でしょう。

 

ではでは。

 

 

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