公図を読む
4月も1週間が過ぎようとしております。
時の流れは本当に早いものですね。
入園式や入学式があったり、アイジーコンサルティングも全社員が集まる今年度
初の社員総会&入社式があったりと、春らしい行事によって新しい年度の始まり
を感じずにはいられませんね。
こんばんは。池メンです。
おかげ様で、息子も本日より晴れて中学3年生。
いよいよ受験ですが、日々の生活を大切に過ごして欲しいと願っています。
さて、本日は土日のお打合せで色々と進める事となった準備や調査で終日事務
所にこもっておりました。
例えば、建築予定地の正確な所在の確認も大切な仕事。
土地の位置を示す公的な書類として、「公図」と言うものがあります。
建物の位置や土地の境界を示す「地図」で、公的機関への提出書類に添付する場
合は法務局で入手したものが必要ですが、自分達の確認の為であれば、最近は
インターネット(もちろん、有料で登録が必要です。)からも入手できるので、とても
便利になりました。(昔は、その地域を所轄する法務局に出向く必要があり、それだ
けで半日もかかる場合もあり・・・ホント、素晴らしい世の中です。)
ところで、この公図。公的書類に添付する地図といいながら、土地の大きさや位置
古くは、1726年徳川吉宗時代の享保地検からが公図らしき書類の歴史の始まり
の様ですが、いろいろな経緯を経て現代においても修正が必要な書類だそうです。
さて、そんな公図も地番や区画の入り組んだ状況を確認するにはとても便利です。
例えば、地図ではこんなすっきりしていても (赤色の囲いが建築予定地)
公図ではこんなに筆界が入り組んでいます。
なんだこりゃ~?なんか、道路にも地番がありそうだぞ~?
って事で、道路はここ(黄緑色の範囲)です。
でもって、今回の建築予定地(赤色の囲い)には、ナント、地図上では道路が
無いハズの場所にしっかりと「道」と書かれたエリアが縦方向に突き刺して
いる事が確認できます。
・・・って事で、これは、市による境界画定の立会いをしてもらう必要がある
のでは無いか?と予測できる訳です。
これにより、それに掛かる費用や日数も計画に盛り込む必要があると予想
できるんですね!
どうですか?
住宅新築計画って言っても、初期段階でこんな事が分かったりすると
我が家の新築計画もおもしろくなると思いませんか?
何だかおもしろそう。と思った方は、お気軽にこちらへお問い合わせ下さいね。
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