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2021年12月26日
天竜ヒノキ材でつくる「みんなのバス停」
EMOTOP浜松/アイジースタイルハウス
浜松スタジオ目の前にある『和田町西』バス停の
ベンチスペースが完成しました。
『JAPAN WOOD PROJECT』が進めている
ヒノキ材の端材を使い
弊社で新築住宅を建築された
オーナー様と部品を組み立てていき
工務メンバーが仕上げました。
雨をガードしつつ、太陽の光が届く
「みんなのバス停」。
バスを待つ間、木のぬくもりを感じながら
少しでも心穏やかな時間を
過ごして頂けたら嬉しいです。
これからも、建築工事で出た
天竜ヒノキの端材を利用することで、
サステナブル社会実現のための活動や
地域社会の問題解決へ取り組んでまいります。
たくさんのオーナー様にご参加いただき
誠に有り難うございました。
『JAPAN WOOD PROJECT』
―ジャパン ウッド プロジェクト―
具体的には、日本三大人工美林の一つである静岡県浜松市の天竜木材を、柱や梁などの構造材としてだけでなく、端材から家具や階段、建具などのプロダクトを生み出し、一本の木を丸ごと無駄なく活用する取り組みです。
本来、近くの里山の恵みを受け、生きていく日本文化を継承するためにも、林業や地場産業は守り育てていかねばなりません。しかし、現実は厳しい状況です。この様な問題は、日本独特の複雑な流通と連携不足が大きな要因となっています。
そこで、 木材の商流としては最も川下に位置する建築会社である当社が、地元森林業の活性化と社会資産である森林の適正な循環育成によるサステナブル社会を実現するべく、木材の商流に関わる林業、製材業、加工業、販売業の各企業に向け、問題解決のための活動実施の声掛けをした事がきっかけとなり、『JAPAN WOOD PROJECT』は発足しました。
「木材」に関わる全業界の活性化とサステナブル社会の実現を目指し、地域木材の有効活用を実施する業界横断プロジェクトであり、木材流通関連会社と住宅会社の協力体制であり、全国的にもめずらしい取り組みです。現在、国内の森林環境保全の促進にもつながる本取組みの全国展開を視野において活動しています。