去る10月13日、浜松市の天竜中学校の生徒の方たちに向けフィールドワークを行いました。

とあるご縁から天竜中学校様からいただいたオファーに、少しでも地元や子どもたちの未来に貢献できる活動になればとの思いから、今回の開催となりました。

 

 

 

ようこそ、わが社へ

会場は、私たちアイジースタイルハウスの店舗である「エモトープ浜松」。天竜中学からは、６人の生徒さん達が来社されました。

普段は、大人が普通にお仕事をしている建物の中に入ることはないでしょう。最初は生徒の誰もがちょっと緊張している様でした。しかし、そこはわりと社外活動の多い弊社ですので、色々な方と関わることが大好きなスタッフが、そんな生徒さん達の緊張を次第にほぐしてくれました。

 

 

未来の世代に伝えること

まずは、生徒のみなさんに弊社の手掛ける建物を自身の身体で体感し知ってもらおうと、エモトープ浜松をご案内。今の家づくりの大胆な間取りやふんだんに使われた自然素材にも色々と感じたり、学ぶところがあった様子です。

 

 

建物の体感見学が終わると次は座学です。

弊社の主業務である住宅建築についてと、その仕事に欠かせない材木の大元となる森林についてのお話をさせていただきました。

 

 

今はまだ、私たちのお話しがピンと来ないかも知れません。しかし、いつか成長して就職活動をしたり実際に社会に出たりしたときに、ふと「そういえば。」と思い出してもらえるかも知れません。そしてその中から、私たちと同じ歩みを選択する人が現れることがあれば、ずっと長い時間を経ても、私たちの想いが次の世代に引き継がれたと言えるのではないでしょうか。この様な人の関りも、持続可能な社会を実現する一歩だと信じています。

 

真剣な質疑応答

最後は、ここまで体感したことや座学でのお話しを総括した質疑応答です。

それにしても、現代の中学生は本当に素晴らしいですね。誰もが真剣にそして熱くいろいろなことを質問してくれたのですが、特に働きがいやその目的、志についてなどのことが多く、中には「今のうちからしておくと良いことは何か？」という、とても前のめりな質問もあり、講師を務めたスタッフが大変感心させられていました。

 

今回のフィールドワークが、生徒のみなさんに単なる知識だけではなく、身体で感じることの大切さや未来のことを考えた経済活動が本当に大切であることをお伝えできたのであれば、本当に嬉しいことです。