2024.6.09
/ イベント・CSR活動 /
1月22日(日)、氷点下を下回る最低気温ながら雲のない青空に、太陽の光が降り注ぐ気持ちの良い日中となったこの日、長久手市のモデルハウス名古屋にて恒例の月一ワークショップを開催しました。
今回は、アイジースタイルハウスの住宅新築工事で標準採用している「ヒノキ」の丸太を使ったスツールづくり。
丸太を切って、皮を剥ぐだけの簡単なワーク・・・と思いきや、各人各様の思いをしながら、存分に楽しんでいただけたようでした。
今回の最初の作業は、まず丸太切り!
「え?自分で切るんですか?」の参加者の問いに、「ええ、そうです。」と満面の笑みで答えるスタッフ。
丸太切りは、モデルハウスの大きく張り出した軒下の屋外土間で行ないます。「この気温で外出るの!?」という参加者の心の声を知ってか知らずか、「ささ、こちらへ。」とやはり笑顔で参加者を土間にご案内するスタッフ。
何はともあれ、丸太を切らなければ始まらない今回のワークショップ。「いざ切らん!」と言ったかどうかはわかりませんが、イスや飲み物用のテーブルなど各人の思いに合わせた長さに、切り始めました。
今回は、ただ切るだけでは大変なので、丸太切りのタイムアタックを実施。制限時間内に切れた方には、余興でご用意した「お菓子つかみどり」が有利になる特典をつけました。
おもしろいもので、タイムアタックのご説明をすると俄然参加者のお顔が一段と明るくなり(笑)、子どもはもちろん大人も全力を出して切り始め、寒さも気にならないご様子でした。
切り出しは、20㎝ほどある丸太を皆さんなんと5分前後でやり切ってしまいました!中には3分台という強者もいらっしゃって、スタッフも含め大いに盛り上がりました。
そして、今度は室内に移り、その丸太の樹皮を剥ぐ作業が始まります。
皮剥ぎは、小さめの熊手の様な形をした刃物で樹皮と白太(木部の芯よりも外側の部分)の境目に刃をあてながら少しずつ樹皮を剥いでゆきます。
地味な様ですが、上手く刃をあてるとスルスルッと広範囲の樹皮がきれいに剥けることがあるので、これはこれでやはり盛り上がりました。
樹皮を剥いだだけでは、丸太の胴体部分にたくさんのささくれが残っており、ちょっとキケン。仕上げにこれをサンドペーパーでひたすら擦り落とします。
こちらの作業はもはや「修行」と言ってよいかもしれません。各人、ペーパー掛けを始めるととたんに貝のように静かになり、ひたすらに擦り続けます。
ゴシゴシ、ゴシゴシ・・・高断熱な建物の室内にそそぐやわらかな陽の光。作業中のみなさんの額に汗が輝きます。
美しい汗です。
子どもは飽きて遊び始めます・・・。
一心不乱なパパとママをよそに、お子様たちが土間のお掃除をしてくれました。大変すばらしい子育てをされているパパとママです(笑)。
※ ※ ※ ※ ※
お疲れ様でした!
ついに完成です。
ペーパー掛けは終わりの無い自分との戦いです。頃合いを見計らって我々スタッフが「完成ですね。」とお声がけすると、皆さん現実に引き戻されます(笑)。
ここまで、開始からおよそ1時間半。ご参加いただいた皆さま、お疲れ様でした。そして、大変ありがとうございました。ご参加のみなさまとのああでもないこうでもないという他愛もないおしゃべりや、お建ていただいたお家のことや暮らしぶりをお伺いできることが何よりも嬉しい私たちです。
今後もぜひご参加くださいね。またお会いできます様に!