20代で建てた当時考えてた事

間取り

奥様　（プランを）練り始めた時がそもそも子供がいない状態で、私たちは最初そこまで家を建てるぞっていう気持ちで始まってないんですよ。

 

結婚は割と早かったけど、結婚式も終わったし、何を目標に仕事すればいいんだろうっていう感じだったんです。三交代で夜勤をやりながらやってる仕事だったから何をモチベーションに仕事をしたらいいのかなってなってる時に、「その土地あげるで」っておじいちゃんが言ってくれて。ああ、そうか。じゃあ家建てるっていうのもありなのか？みたいな感じで、たまたまなんかで見て、自分の仕事の都合で一番直近で行けるのがIGの見学会だったから行った。

 

ＩＧ　偶然ですね。

 

奥様　そう（笑）なんかそこまですごいIGで建てたい！とか、色々調べてきて「ここ！みたいな感じじゃない（笑）

 

ご主人　その後だよね。多分ね。ちょっと打ち合わせにみたいになったら、小林さんが一回話してみます？みたいな。

 

奥様　いくらぐらいかかるか？みたいな。こっちもそんな本気でやってるわけじゃないっていうのも伝わってたと思うし。ただ見に行っただけ、みたいな。

 

土地を譲ってもらえて建てるなら早い方がいいかもしれない、とか考えながらふわっとした感じで話が進んでいったから、改善したいところを今言えって言われたら、めっちゃ出てきちゃう感じです。当時は、自分たちも未熟すぎてイメージがついてないから。この家で子育てをする、家事をするっていうイメージをふわぁーとだけできてるから、具体例を何個も見てるわけじゃないから、周りの友達も建ててない状態で。

 

ご主人　資料が本当に本だけ。

 

奥様　本の具体例があるところをチョイスして、こんな感じ、こんな感じって言って伝えていくような感じでした。金銭的なところも、若さゆえに貯めてる分がないので、余分な事は避けてシンプルに造った感じがありますね。

 

収納の話

奥様　当時は二人しかいなくて、持ってる量も少なかったから、収納イメージも完全にはつかないんですね。どんなものが増えてくるのか、何をしまわなきゃいけないのかっていうイメージもついてなかったから、全体的にうちは収納が少ないんですよ。だからその分、なんだろう、広く見えるんですよね。ものさえ片付けとけば広く見える。

 

で、知り合いの家で同じ床面積でも、収納をすごいつけてる家を見ると狭く感じるんですよ。壁一面全部収納がついてるからすごく狭く感じる。それに、しまうところがあればあるほど荷物は増えるから、これで良かったのかなって思ってます。

 

ＩＧ　今で言うと断捨離みたいなのが日常的に。

 

奥様　物を持ち過ぎないように、たまにスイッチ入って。おもちゃ捨てて！みたいな感じで。

 

メンテナンスについて詳しく教えてください。

室内のメンテナンス

ご主人　メンテナンス…ほぼやってないよね？

 

奥様　最初の頃だけ！

 

ご主人　最初に（床に）蜜蝋ワックスとかちょっと頑張った時期がありましたけど。

 

奥様　荷物が増えたらそれどころじゃない。多分、育休中ぐらいしかやってないと思います。仕事を始めちゃうと、年末年始ぐらいしか長い休みはなかったから。そうやって言ってるうちに、そのまんま十年経った感じ。

ＩＧ　そんな不具合はないですか。

 

ご主人　ないですね。

 

奥様　もう気にならない。その辺は性格だと思いますよね。最初はおもちゃをぽとんと落としただけで凹んでたから、まあそれはこの子たちが仮に転んでも衝撃を吸収してくれるってことだし、おもちゃも壊れないってことだから。

 

ＩＧ　最初はがっくりとかきましたか？

 

奥様　最初めっちゃへこんだー！みたいな感じですごい言ってて。でもそれから下の子が九ヶ月、十ヶ月を迎えて、おもちゃを投げたりする時期になって。

 

ご主人　投げてたねー、ちっちゃいやつだけど

 

奥様　物を投げてへこんだらもうおしまいですからね。壁の漆喰も一旦削れた所はそのままにしてますね。

 

ご主人　角とかね

奥様　リビングに子供用のテントを置いてたから、その周りの壁漆喰が削れてたりとかします。

 

ＩＧ　今後、直します？

 

ご主人　もうちょっと大きくなったらしようかな。今だと上の子もですけど、下の子も色々ぶつけるんで。メンテナンスして直しても、興味津々でちょっと触ってみようかなみたいな感じで、またいじるのが考えられるんで。

 

奥様　そういえば、廊下の壁を「サスケ」みたいにやってたんですよ、子どもが。

 

ご主人　そうそうそう。

 

奥様　手で、こうやって。

 

お子様　いい？

 

ご主人　こんな感じでやるんだな、このお姉さんが。

 

奥様　それで一番上まで行って「そこクッション置いてー！」みたいな感じで飛び降りるとか。

 

ご主人　そういうことやるんですよ。

奥様　そういう遊びをね、しちゃうからまだメンテナンスはしない方がいい。

 

ご主人　そう。こういうことをやらなくなったらちゃんと。

 

外のメンテナンス

ご主人　外壁もまだなんにもやってないですね。

 

奥様　外の換気扇の排気孔から垂れる汚れ、ウチはありませんってIGさん言ってたんですよ。

 

ＩＧ　確かに当時言ってました。

 

奥様　汚くならないって聞いてて。実際自分が建てて、流石に多少は出たんですよ。でもまあ他の家よりはやっぱり汚れてないかなとは思います。

 

ご主人　ウッドデッキは一、二年に一回ぐらいとか、気が向いた時にワックスを塗ってるぐらいですね。ちょっとミスになったとこがありまして。ここは、子供らがやったんだよね。

奥様　後、定期点検をすごく待ってました。点検に来てくれて、大丈夫って言ってもらえるのを。自分たちでは点検出来ないから、来てもらった時に、大丈夫かなぁ？って見てもらって「大丈夫です」って言ってもらってああよかった〜って。

 

ご主人　自分らだけだと判断つかないもんね。

 

奥様　そういう定期的に見てくれると、状況を見てもらいやすいからよかったなと。10年を超えると一旦定期点検は終わるんですよね？

 

ＩＧ　そこは気になる事があればいつでも言ってもらえれば動きますので。なんなりとおっしゃってください。

 

奥様　白アリの人も今後何年かごとに来てくれるし、床下も入ってくれるから。床下を見てもらえばどっか水漏れてるとか、そういうのもついでに見てもらえる。気づいてもらえるからいいなっていう感じですね。保険だと思ってお金を払ってる。

 

ご主人　白アリ消毒は去年やったね。

 

奥様　10年経って次は家だけじゃなくて、家にくっついてる水回りとか、給湯器とか、きっと壊れる事もあるだろうから。心配はあるけど、十年間とりあえずなかったからよかったねって感じですね。

 

▶10年暮らしてわかること　浜松市Ｎ様邸【No.1】2403