2024.3.31
/ 10年暮らしてわかること /
住まいのメンテナンス(お手入れ)や、住み始めてからのDIYなど、10年住んだからこそわかったことを伺うシリーズ。
O様邸(名古屋市)のお話を3回に分けてお届けします。
うちは収納が…少ないと思ってました。一般的にいう押入れみたいな、扉つきの収納があんまりないんですよ。扉付きの収納は入口のコートを掛けるところだけです。パントリーや上階のロフトがあって色々と置いてますので。
キッチン横のパントリーは1日に何回も入ったり、キッチン用品だけでなく色々な用途に使ってます。その分、リビングやキッチンの表がすっきりしてますね。
本当に毎日使ってるので、あれもこれも必要ないものもあるんですけど、ついつい置いちゃってますね。捨てればいいのにとも思うんですけど、大きなものもパントリーに入っちゃうのでついつい買ってしまう。私なんかは特に背も大きくないのでスッと(収納に)入れちゃうので本当に便利ですね。
パントリーだけ床を一段下げてますけど、それも良かったなと思ってます。
私は好きです。このパントリーの床が周りと一緒のフラットだったら、リビングの延長みたいな感じになりますけど、段差がつくことによって別の空間という感じになりますよね。
子供部屋の2階にちょっとロフトを作ったりしてるお住まいもあるじゃないですか。あれも段差があることで、何か別の空間になる。和室も同じような光景ですね。バリアフリーという観点では段差は無い方が良いですけど、面白いかどうかという観点では段差があった方が空間が面白いなと思います。
冒頭、いろんな居場所があるって話しをしましたけど、気持ちのいい季節…春とか秋。二人でお茶を飲むときに、点々と自分たちの居場所として使う中で、結構和室も使ってますね。
あと、子供たちが年末になると2家族来るんですが、そうなるとすごい人数が泊まるんですね。その時に和室に布団敷いて1家族寝てもらうという風に、ゲストルームみたいな感じにも使えます。そこで大人二人とちっちゃい子一人の3人ぐらいは寝られますね。まぁ寝るだけですけどね。
うちの場合は、リビングのすぐ隣に和室があるというのはすごくプラスになってますね。リビングの大空間の中にもう一つの居場所ができている。ちょっと趣が違った空間、スモール空間がおっきな空間の中にあるっていうのが、良いかなと思う。
家を建てる前アイジーさんの見学会を見に行った時に、リビングがあってその先に和室があったんです。そのお宅は床段差の無いフラットな和室だったんですけど、それを見た時に自分はちょっと一際目立った和室の方が好きだなと思って、床を1段上げてもらったんです。うちの場合はやっぱり和室らしく使いたかった。
玄関わきの洗面台、すごくいいんですよね。好きなんです。習字教室の生徒さんが見えた時、いつも玄関でパッと手を洗ってもらって。コロナになって、手を洗うっていうのが当たり前になったので、本当にここで洗えるのがすごく助かります。
朝はそれなりに冷えるんですけど、一回温めてしまうと、もう寒いって言われることはないですね。
普段、暖を取るのはこの灯油ストーブだけですね。ただ、朝はやっぱり室温が下がって14℃とか13℃とかになります。そうしたら一回エアコンつけて16〜18℃くらいまで上げて、18℃ぐらいになったらエアコンを切るという感じです。
うちは室温が大体20℃を超えると暑く感じちゃう家族なので、大体それぐらいのラインでキープするようにしていますね。朝、冷えても14〜15℃とか。それくらいで寒いねーって起きてくる。
例えば旅行から夜帰ってきて翌朝ですと12℃とかになりますけど、こうやって毎日居続ける限り14〜15℃ですかね。
旅行から帰ってくる時が一番寒い(笑)。帰ってきてエアコンつけて、ベッドルームもつけて、お風呂沸かしていると、電気が飛んじゃって。2回くらいやりました(笑)
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▶10年暮らしてわかること 名古屋市O様邸【№1】2305
▶10年暮らしてわかること 名古屋市O様邸【№2】2305