耐震シミュレーションSEISMIC SIMULATION
アイジースタイルハウスでは、建物の耐震性を確かめる一環として、全棟耐震シミュレーションを実施しています。法令に従うだけであったり、計算式で確かめたりするだけでなく、過去に起きた実際の地震波によるシミュレーションで、地震の揺れに耐える事を確かめた建物計画をご提案しています。
耐震シミュレーションとは
高い耐震性を持つ建物計画であることを、専用の解析ソフトによって確かめます。
アイジースタイルハウスでは、構造計算という複雑な計算による耐震性の確認に加え、1995年の兵庫県南部地震(阪神淡路大震災)や最大震度7の揺れを2度繰り返した2016年の熊本地震など、実際に発生した地震と全く同じ揺れ(地震波)をコンピューター上の建物に入力してシミュレーションし、建物の損傷発生を実際と同じ様に確かめます。
耐震シミュレーションのメリット
- 一棟ごとに異なる実際の建物形状でシミュレーションするので、計画中のプランの良し悪しを視覚的に理解できます。
- 柱の折損や部材の飛散など連続体がバラバラになっていく現象を考慮して解析するので、限りなく現実に近い結果が事前 確認できます。
- 2016年の熊本地震の様な繰り返し地震によって拡大する建物損傷をシミュレーションできるので、より安全な構造計画を検討できます。
圧倒的な建物の耐震性確保
弊社の建物の耐震性は、異なる視点から複数の方法で安全性を確保しています。
それは、高い直下率を確保する為に計画初期段階から実施する構造計画「ブロックプラン」に始まり、ほとんどの建築会社が実施しない許容応力度計算という構造計算による建物強度とバランスの裏付けに続き、そして、実際に起った地震波による実物と同じ動きをする解析ソフトを使用した耐震シミュレーションとなります。
これらによる耐震性は、強固な鉄筋コンクリートのベタ基礎の支えによって、確実に性能を発揮できる様になっており、地盤改良が必須の場合や希望者には、スマート免震による免震機能が付加され、建物の安全性をより高めることも可能です。
耐震シミュレーションの様子
同じ間取りで耐震性能の異なる建物の兵庫県南部地震(1995年・阪神淡路大震災)の揺れによる耐震シミュレーション
右側の建物では短時間に倒壊しますが、左側の耐震性能を上げた建物では、最後まで倒壊せず地震に耐えています。