第三者現場品質監査
アイジースタイルハウスの住宅建築現場では、客観的な視点で工事品質を調べる第三者現場品質監査を取り入れています。
法的な義務や融資条件として行われる現場検査よりも遥かに多い項目を、詳細な目視確認、厳密な審査基準で実施する第三者現場品質監査は、高品質な住宅の実現の為に欠かせない工程の一つです。
第三者現場品質監査(NEXT STAGE)とは
義務として実施される各種検査に加え、行政関係や建築請負会社とは別の第三者が実施する現場品質確保の為の監査業務です。
自ら高い品質基準を掲げた建築会社が、第三者による検査、確認の目を通すことで、本当にその品質が達成されている事の裏付けを得るものです。
監査は、これ以上工事を進めると手直しができないいくつかのタイミングで行われ、建築会社と監査会社で定めた品質基準をクリアしなければ次の工事工程に進む事ができない為、高い現場品質の実現を最後まで意識した建築現場である事が求められます。
建物のお引渡し時、約100頁に及ぶ
監査記録書をお渡ししています。
第三者現場品質監査の仕組みと監査タイミング
住宅1棟につき、実施する監査は計10回。内、5回が第三者による監査です。実施するタイミングは下記の通りで、監査箇所は、第三者による5回だけでも180以上(※)に上ります。
また、自社監査についても、その報告内容は、第三者の監査会社によって厳しくチェックされ、基準を満たさない限り次の工程に進めない仕組みです。
第三者による現場品質監査のタイミング(この他に自社監査を5回実施しています)
※自社監査を含む10回の監査では300以上の工事箇所を調べます。
住宅における現場監査と現場検査の違い
- ■現場監査とは、以下の行為を指します。
-
- ①建築会社が自社で定める現場の品質基準(※)への適否を調べます。
※当然、法令で定める品質を超えた高い基準を定めます。 - ②法令だけでは判断できないグレーゾーンについても、品質基準を定め、適否を調べます。
- ③不適合箇所は、建築会社に是正させるだけでなく、繰り返し発生させない為の改善計画を促します。
- ①建築会社が自社で定める現場の品質基準(※)への適否を調べます。
- ■現場検査とは、以下の行為を指します。
-
- ①建築会社が自社で定める現場の品質基準(※)への適否を調べます。
※当然、法令で定める品質を超えた高い基準を定めます。
- ①建築会社が自社で定める現場の品質基準(※)への適否を調べます。
この様に、監査は、検査と比較にならないほど品質基準の範囲が広く、調査箇所も大量です。更に、法令では判断できない様な箇所についても、建築会社ごとの品質基準を定め、その適否を監査することで高い品質が実現できる仕組みである事が大きな違いと言えます。
建築業界の外部検査導入状況
個人から大手まで、あらゆる規模の企業が存在する建築業界では、一般の方には信じられない状況で仕事が進められている場合があります。
お客様にとって、家族や日々の暮らし、家族の健康などを守るべき大切な住宅の工事品質を確保する為の検査も、その信じられない状況の一つと言えます 。
図の通り、法的な義務のみ対応している建築会社だけで既に62%と過半数を超え、これに社内検査しか付加していない企業を合わせると、外部の住宅検査会社を導入していない建築会社は実に95%を占めています。
アイジースタイルハウスは、「住宅検査会社を外部導入している事業者」上位5%に含まれる建築会社です。