もし家を建てるなら
住宅建築を考え始めたとき、まずはモデルハウスを見学しようと考える方は多いと思います。
モデルハウスには、広い敷地にいくつもの企業が出展する住宅展示場型と一般住宅と同程度の敷地に一棟だけ建てる戸建型があります。その他、自社敷地内に数棟建てているケースもありますが、こちらはその展示場ごとに住宅展示場型か戸建型のどちらかに属するものがほとんどです。
今回は、住宅建築計画を進める上で一度は足を運ぶことが多い、モデルハウスの見学についての注意点を書きます。
1.住宅展示場型のモデルハウス
モデルハウスを見に行こうとすると、このタイプのモデルハウスの見学を想像される方が多いと思います。ハウジングセンターという言い方でも知られ、主にハウスメーカーやフランチャイズなど名の通った企業や資本力のある企業の出展が目立ちます。従って、一つ目の注意点は、自然素材やデザインなどある点へのこだわりに特化した住宅をお考えの場合には、あまり参考にならないこともあるところです。
当社の建築エリアの最大都市名古屋市では、10社~大きなところでは20社くらいが出展するハウジングセンターがあり、ひとつのハウジングセンターだけでも1日あっても回り切れないほど大規模であることが多いです。
従って、実際に訪問される前にHPなどで見たい建物を選定しておいてからお出掛けになることをお勧めします。その際、可能であれば予約してから行けば、展示場の対応者からしっかりとした説明を受けることができます。ただこれは「しっかり説明を受けたい。」場合です。フラッと訪れて自分で見たいだけなら予約無しでも構いません。担当者が案内しようとする展示場が多く、中には自由見学お断りの場合もあるので、自分で自由に見学したいだけであればその旨をしっかりと伝えましょう。
予約の有無や自由見学の可否については、その建築会社によるので住宅展示場型でも戸建住宅型でも、注意点としては同じです。住宅展示場におけるその他の注意点としては、以前のブログでもお話ししていますので、ぜひそちらもご覧ください。
2.戸建住宅型のモデルハウス
その名の通り、まるで普通の一戸建の様に建っており、看板やノボリによってモデルハウスであることが分かるくらい周囲になじんでいます。
複数の建築会社が隣り合って建てている様なことはほとんどなく、そこに行ってもその建物しか見られないので、限られた時間で一度に何棟も見たい場合には不便です。
建物自体はその建築会社ごとに色々で、住宅展示場の様な建物から一度見たら忘れないようなデザイン住宅まで千差万別です。中には、敷地ごと建物全体にその建築会社の考えを反映させ、間取りやデザイン、仕様といった建物のことだけではなく、想いや考え方などその建築会社の世界感を実感できる場合もあります。
もし、ある程度何らかのこだわりを持って家づくりを進めたい場合は、そのこだわりを実現できそうな建築会社が戸建型のモデルハウスを持っているのであれば、HPや紙の資料では得にくい感覚的なものを感じられるかを確かめられるので、早めに見学するのが良いでしょう。
3.アイジースタイルハウスのモデルハウス
最後に、私たちアイジースタイルハウスのモデルハウスをご紹介させてください。
2006年の新築事業始以降、棟数を追わず堅実に自分たちが理想とする建物にこだわり続け、今年2021年で満15年を迎えます。そして、昨年11月に静岡県浜松市内に、今年3月に愛知県長久手市内にそれぞれモデルハウスを建てさせていただきました。
これらのモデルハウスはいずれも戸建住宅型で、外構を含めた建物のトータルデザインとし実際に生活ができるモデルハウスです。
エモトープ浜松の詳細は↓コチラ
こちらは、浜松店のオフィス棟が隣接して建っており、2棟が建つ敷地全体を含め、アイジースタイルハウスの世界観を体現した造りになっています。住宅という暮らしの器には、住まい手に豊かな感情を喚起する役割があるという私たちの想いを込め
エモトープ浜松
と名付けました。
また、名古屋店の建築エリアである長久手市のモデルハウスは、そのまんま戸建住宅に見えます。
それこそ分譲住宅と言っても良いくらいでしょう。実際、この2ヶ月で何組もの方から「分譲じゃないの?」、「いつか売るの?」、「売却されるまで待ちます。」などのお声をいただきました。
そんな実生活規模の建物ですが、敷地の特性(方角や高低差など)を活かした計画で、浜松同様「外構との連続性」を考えた設計コンセプトです。
モデルハウス長久手の詳細は、↓コチラ
いずれのモデルハウスも随時ご予約を受け付けております。ぜひご利用ください。
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