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モノづくりの醍醐味

2020.9.04

来月末オープンのエモトープ。

*エモトープとは、エモーション(感情的、情緒的、感動的)+ビオトープ(生物の生息場所を意味するドイツ生まれの概念)を掛け合わせた造語で、感情の生息地と意味付けています。

ただ今、外構工事真っ只中ですが、植栽が入るとまた一段と雰囲気が出てくきますので、更新されるスタッフブログを拝見くださいませ。

 

コンセプトハウスの和室

 

エモトープ 和室

空気が澄み切っていて、部屋に入るとすーと心が落ち着きます。

この空間、コンセプトハウス1のお気に入りです。

 

少し前にC材丸太を加工したドアの紹介をしましたが、本日はA材丸太の側材で作る建具の紹介を。

オリジナル建具が出来上がってきました

まずは、ラフ図を社内PJメンバーの森君(SH名古屋設計)朝倉君(FH名古屋設計)の1級建築士コンビで作成。

 

和室 オリジナル檜引き戸

 

で、この絵を元に建具屋さんで作ってもらいました。

上記の和室入口に、この建具が入ります。(片引き戸)

この材料はヒノキA材丸太の側材(梁を取った残りの部分)になります。

(下図参照)

綺麗な所を選別し、このように建具にすることで、コストを抑えつつ高品質のモノが出来上がります。

 

丸太最大限活用

一般的に建築会社は真ん中の大きなところを注文し、側(それ以外)は製材屋さんの在庫となります。

 

うちでは丸太1本買取保障しているため、製材屋さんも安心して丸太を購入することができ(在庫にならない)、うちはその丸太を綺麗に使い切ることで歩留まりが上がり製品価格が抑えらるという理にかなった仕組です。

 

いつ、どんな大きさの梁が必要になるか、半年~1年先までの情報を共有しながら、伐採~製材していくという計画生産なので全てにおいてムダが生じません。

 

これがJWPの強みというか特徴です。

また、この建具は、FSC認証も取得していく計画でおります。

 

その他にも標準の建具を制作中です。

こちらは、H2400㎜のハイドア。

 

一般的には、下地材や合板、チップになってしまうものも、知恵と工夫そしてみんなの協力で、価値あるモノとして長く使われ続ける。

モノづくりの醍醐味かもしれませんね。

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